もうすぐクリスマス。
クリスマスツリーの意味や、夏と冬の違い、
冬にはキリスト(でイメージしにくければ、たとえば「愛」)が
地球に戻ってくる、というようなことを、
『クリスマスの秘密 (地球とキリスト)』という本で読みました。
それを読んだ後、
神戸シュタイナーハウスの大人クラスでは、
冬の間、私たちと共にいてくださる高い存在が語りかける、
内なる声に従うイメージのペアワークをしてみました。
2人組になって、前の人は目をつぶり、
後ろの人は前の人の背中に両手を置き、
やさしく誘導していきます。
前の人は、背中の手が導くとおりに歩きます。
部屋は広いけど、机という障害物もあり、
すれ違うにはちょっと狭い通路もあり。
さあ、どうなりますか。
手の導きに集中するあまり歩みが止まりそうになる人、
早合点して自分でぐんぐん歩く人、
机にぶつかりそうになって、
肩をつかんで引き戻される人…。
歩きながら、
後ろから導いてくれる存在に従うことについて、
いろいろと感じていました。
後ろから誘導する人は、見守ってくれる存在の象徴。
守護霊や守護天使と呼びますか?
ちゃんと全体が見えていて、導いてくれる。
歩く人がぶつかりそうになると、
肩を掴んで引き戻してくれる。
前で歩いていく人は自分。
目を閉じているから前が(=行動の結果が)見えなくて、
踏み出すのはコワイ。
でも「歩くんだ」という意志があれば、
そして、自分を導いてくれる存在に意識を向けていれば、
ぶつからずにちゃんと歩いていける。
1回ずつの予定でしたが、気持ちよくて、
組み合わせを変えて3回×前・後=計6回もやってしまいました(^^)。
信頼できる存在が、
自分を安全に歩ませようとするやさしい導きに従う時間は、
とてもとても気持ちいい時間でした。
歩いた後で、
「高い存在は、人間が誘導どおりに歩いていかない時には、
引き戻してくれるのかな?
それとも、合図はくれるけど、力づくでは止めないのかな?」
というような話になりました。
人間には自由が許されているから、
あえて、ぶつかる自由を選ぶこともあるよね?
どう思います?