『自由の哲学』を読む ~日々の暮らしから~

日々の「?」から始めて一歩ずつ
自分で見て考えて、行動していきたい。
私の自由が人の自由にもつながりますように。

生活リズムが思春期を救う

2022年05月28日 | 高校生の隣で
まぁ、なんと言うか、この1週間というもの、
感染を広げないように部屋に籠り、
ドアの外に1日3回子どもが届けてくれるごはんを、
ありがたくいただいてました。

いや~、療養中にいただくごはんって、
すごい楽しみでした。
ナゾのサバ缶&レタス丼とかでも。
1日の唯一のリズムでもあるし、癒しでもあるし、
もう、ホントに大事だったな~。

高1の子どもは、濃厚接触者にあたるため、
私たちのヤングケアラーをしてくれつつ、
別室で一人で過ごしていました。

1週間学校に行けなかった間、
どんどん子どもの気持ちがすさんでいくのが感じられ、
なんかこっちまで気分が重くなってきたりして。

ごはんを届けてくれる以外、
一切、体調やゴキゲン伺いもなし、
たまに電話してもめんどくさそーに対応、
LINEの返事も「ん」とか「おけ」とかだけ。

う~~~わ、
めっちゃクサクサしてるや~~~ん。
今まであんまりイライラを表明しない人だったから、
よっぽどなんやろな~。
親相手にでも表現できて、却っていいのかも??

と、まぁ、そんなことを思いつつ、
昨日やっと学校に行ける日が来ました。
外に出られるのが嬉しくて、
朝早起きして、清々しく部活の自主練をしてから登校。

…というか、宿題が片付かなかったのか、
お弁当を作る時間配分を間違えたのか、
ギリギリになって「送って~」という体たらく。
娘に甘い夫が送って行きました。
なんとか通常運転再開。

私も起きて、ゆっくりと日常を開始。
久し振りにみんなで、
ちゃんと作ったごはんを食べたくて、
細心の衛生管理のもと晩ごはんを作りました。

一緒に食べるのは遠慮して、
晩ごはんは先に夫と2人で済ませていたけど、
子どもが部活にも参加して、帰ってきたら、
あら、なんか朗らかな空気感をまとってる!

彼女が晩ごはんを食べる同じ部屋の別テーブルで、
マスク越しにチマチマとフルーツをいただきながら、
「久々に身体動かしたらギシギシする~」とか言いながら、
何事もなく日常に戻り、普通にしゃべっている3人(^^)。

親子の気持ちが強く響き合っていた時代はとっくに終わってるのに、
それでも日常のリズムが消えるっていうのは、
こんなにもまだ子どもの気持ちに影響するんだな~と思って、
ものすごくビックリしたのでした。

逆に言うと、大人の私だって、
気持ちが整わない時には、生活を整えると、
自分だけでは保てない背骨を支えてもらえそう。
地に足の着いた自信、につながるというか。

確かに、朝も夜もなく働いていた時代には、
自分がどうしたいのか、何を求めてるかにも、
全然、向き合ってなくて、
外からの刺激の中に溺れてたような気がするな~。

今さら実感する、暮らしのリズムの大切さ、でした。

さて。冷蔵庫の棚卸、洗濯、庭仕事、部屋の掃除、
各種連絡、仕事、あれこれのプランやチェック、
ピアノの練習やフォルメンもしたい、小難しい本も読みたいし…。

あ~、何から始めようかな!

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