今日は、自由の哲学の読書会でした。
先生に学ぶのではなくて、参加する人が自分で読んできて、
「ここがわからんかった」「これ、どういう意味?」と、
疑問を出し合って、一緒に考えながら読むので、
脳みそがクタクタになります。
帰ってから頭痛したくらい。マジで(^^;)。
一人で読んでてわからなかったことを、
誰かに質問したら自分に答えが降りて来たり、
わかってるつもりだったことを答えようとして、
あいまいだったことに気づき、理解を膨らませてもらったり。
という、
ライブ感あふれるスリリングな場になっています。
いや、こういうのをおもしろがれる人は
マイノリティかもしれませんが。
読んだ後、自分の考えが深くなっている。
しかも、どこかから持ってきた考えじゃなくて、
それぞれ自分で作り上げて行った考えが。
同じ部分でも、毎回、
読む度に違うものが生まれていく。
少しずつベールをはがすように、
前よりも一歩わかっていく。
時間に磨かれた透明な(青)一つの考えを
自分の真ん中まで届けたら、
そこで自分の血の通った考え(赤)が生まれ、
外に繰り出していくことができる。
今日行っていた精神的な作業を
クレヨンでぐるぐる描いてみました。
本来、学ぶっていうのはそういうこと。
外にあるものごと(青)を、心を動かしながら迎え、
それに沿いつつ自分の中で変窯させたもの(赤)を、
手足を使って外の世界に出現させること。
あ~、今まで、
外にある知識を自分の頭に詰めれるだけ詰めて、
心なんか1ミリも動かさずに凍らせたまま、
テストが終わって忘れ去った学びの
なんと多かったことか!(←チコちゃん風)
大人になって、やっと
外にあるものごとを、頭はもちろん、心熱くして学び、
なんとか自分の生き方で現していきたい、
と思える学びに出会えたことは幸せです。
人それぞれに、そういうことがあるのでしょうが、
私にとっては人智学。アントロポゾフィ。
シュタイナー学校とか、ビオディナミのワインとか、
ヴェレダの化粧品とか、ベーシックインカムとか、傾聴とか…
学んだ人が、いろんな社会に変化を起こしていますが、
深いんだなぁ、これがもう!! 全貌が見渡せません。
それぞれのジャンルで活躍する方たちが
自分に影響を与えた言葉を出して集めた本も出てますので、
ご興味のある方はぜひ。
私も最後だけちょこっと手伝わせてもらいました。
シュタイナーおいしいとこ取り名言集が出ます
シュタイナーは100年前の人ですが、何かの講演で、
「私の話を鵜呑みにしないでください」って、
つまり、私の話をそのまま受け取るんじゃなくて、
あなたが、自分の目で見て自分の頭で考えてくれ、
って、聴衆にお願いしてはるんですけど、
もう、そこを鵜呑みにするわ(^^)。
全く同じことしてますね?
私がクレヨンぐるぐるを思いついたのは、6月に入ってからですから、先輩ですね!
私もまたやってみますね🍀