おねっと日記

日々の出来事を感じたままにつづります

お盆を前に

2011年08月08日 | 暮らし

沿岸を家族でまわった日曜日。

いまだ信号機が動いていない通りがある中、
宮古市魚菜市場には以前お届けした風鈴が風になびいてかろやかに音を奏でておりました。
♪ がんばろういわて ♪ と。

お土産は「宮古ラーメン」



三陸鉄道は寸断されたままだけど
下閉伊郡田野畑村の北山崎ではサッパ船観光が再開。
♪ がんばろういわて ♪ と。



あわてんボウでおっちょこちょいの私は田野畑でのイベントを一日間違えて覚えてしまい、何もない静かな日に訪問してしまったのでした(汗
それはそれで、田野畑のステキな所を沢山発見する良い機会にもなりましたので。

被災地を離れた場所でいろんな間違いが起こっているのを見て、溜息の出る近頃です。
東海テレビのテロップ事件。
京都での被災地の松を使った送り火中止。

結局、他人ごとなんだろうなって、感じてしまいます。
だから、一度は被災地に来てもらったほうが良いのかもしれません。ヤジウマでも何でもいいから、まず来て、目に焼きつけて欲しいとも思いました。

いまだ山積みになっているガレキの山。(赤茶けになった鉄サビの山)
枯れたまま立ち並ぶ浜辺の木々。
県外の港の魚が並ぶ浜の市場。
いまなおブルーシートやベニヤで1階が覆われているままの繁華街。
たったひとつだけ残った山車を全員で引く汗と涙の混じった浜の夏祭り。
生活の見通しがまだまだなのにお盆まで仏具を揃えようと奔走する遺族。

勿論、遠くにいても、心を添い日々被災地のために支援を惜しまない人たちも沢山おいでです。
海外からまで支援をして下さっている方々も沢山知りました。
本当に心から敬意と感謝の気持ちを表します。彼らの行動力には感動感動の連続。

こんなふうに考え方や見方は人それぞれ。
離れていても近くにいてもそれぞれ。
それが人っていうものだけれど、間違った解釈だけはして欲しくないとつくづく感じます。


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