10月12日 月曜日
●パパとカミサンが呼んでいる。
かなりのハイテンション。
甲高い声。
パソコンをそのままにして、ホリゴタツのある部屋にかけつける。
「浸水していたの。コードも電気コタツもまだびしょ濡れよ」
だいぶ寒くなってきた。
そろそろコタツの準備をはじめようとして。
気づいたのだ。
●なるほど一月も前の豪雨でわが家も床下までは浸水していたのだ。
知らないということは、困ったものだ。
そのとき、気づいていれば――。
ともかく電気器具は、どうなのだろう。
もう使えないのではないだろうか。
●街は「鹿沼ぶつっけ」秋祭りだ。
まだ街の道路には土砂のツチだけがうっすらと積もっている。
非常に細かいツチなので屋台をひいたり、
ひとの動きが煩雑なので、
ホコリがまいあがって恐いようだ。
わたしは喉が敏感なのでホコリに弱い。
せっかくの祭りなのに喉をいためるのがいやなので、外出禁止。
自己規制だ。
●毎日小説をかいている。
この夏は冷房の効きすぎで、喉を痛め一月も患った。
ホコリを吸ってまた喉の痛みが再発したらたいへんだ。
●それにしても、小説をかくとは、因果な仕事だ。
スポーツは一目瞭然。
物をかく仕事はその動きが人には見えない。
心のなかの苦悶、小説をかく苦労はカミサンには話したくない。
このばあいはわたしが故意にカミサンに知らせないのだ。
●知らないこと。
知らせない方がいいこともある。
でも床下浸水は早く知りたかった。
この不況のおり、電気コタツをかうのは大変だ。
早く知っていれば、器具を外すとか、なにか手がうてたはずだ。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
お帰りに下のバナーを押してくださると…活力になります。
皆さんの応援でがんばっています。
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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税) (税込 270円)
古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。
角川ブックウォーカーで検索してください。
ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星
●パパとカミサンが呼んでいる。
かなりのハイテンション。
甲高い声。
パソコンをそのままにして、ホリゴタツのある部屋にかけつける。
「浸水していたの。コードも電気コタツもまだびしょ濡れよ」
だいぶ寒くなってきた。
そろそろコタツの準備をはじめようとして。
気づいたのだ。
●なるほど一月も前の豪雨でわが家も床下までは浸水していたのだ。
知らないということは、困ったものだ。
そのとき、気づいていれば――。
ともかく電気器具は、どうなのだろう。
もう使えないのではないだろうか。
●街は「鹿沼ぶつっけ」秋祭りだ。
まだ街の道路には土砂のツチだけがうっすらと積もっている。
非常に細かいツチなので屋台をひいたり、
ひとの動きが煩雑なので、
ホコリがまいあがって恐いようだ。
わたしは喉が敏感なのでホコリに弱い。
せっかくの祭りなのに喉をいためるのがいやなので、外出禁止。
自己規制だ。
●毎日小説をかいている。
この夏は冷房の効きすぎで、喉を痛め一月も患った。
ホコリを吸ってまた喉の痛みが再発したらたいへんだ。
●それにしても、小説をかくとは、因果な仕事だ。
スポーツは一目瞭然。
物をかく仕事はその動きが人には見えない。
心のなかの苦悶、小説をかく苦労はカミサンには話したくない。
このばあいはわたしが故意にカミサンに知らせないのだ。
●知らないこと。
知らせない方がいいこともある。
でも床下浸水は早く知りたかった。
この不況のおり、電気コタツをかうのは大変だ。
早く知っていれば、器具を外すとか、なにか手がうてたはずだ。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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怪談書きませんか/栃木芙蓉高校文芸部
著者麻屋与志夫
250円(+税) (税込 270円)
古い怪談のある栃木。いま新しい怪談誕生。恐怖、戦慄保証付き
栃木には大中寺の七不思議の伝説がある。特に『馬首の井戸』が有名だ。
上田秋成の日本吸血鬼物語の嚆矢(こうし)ともいわれている『青(あお)頭巾(ずきん)』も広く知られている。この物語も栃木が舞台だ。
―― その土地は、いま外来種ル―マニヤ吸血鬼の侵攻(しんこう)を受けている。
吸血鬼監察官の文子と龍之介は敢然(かんぜん)とその敵に立ち向かう。
龍之介のジイチャン翔太も愛する九(きゅう)尾(び)玉(たま)藻(も)と、命がけの抵抗をする。二組の恋人同士が最後にたどりついた境地(きょうち)。
1000年の時空(じくう)を超えた愛の不滅(ふめつ)の物語。
あなたは恐怖し、そして純愛に涙する。
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ジャンル文芸レーベル惑惑星文庫出版社名惑惑星
ご配慮ありがとう。
さいわい、床下浸水ですから。
たいした被害をありません。
しかし、人生何が起こるかわかりませんね。
鹿沼で水害なんて考えてもみませんでした。