博士「またすばらしいものを作ってしまった」
助手「今度は何ですか」
博士「食べるものがいつも最高級の味だったら最高だと思わんか」
助手「最高ですね」
博士「最高のワインに最高のチーズもいいじゃろう」
助手「いうことなしです」
博士「自分の舌が感じた味をいつでも再現できる、そんなデバイスを発明した」
助手「自分の舌が感じるですか?雲行きがあやしくなってきましたね」
博士「まあ、そうじゃな。まずマイナスポイントその1を言おうかな。まずこのちょっとした電極を舌に埋め込みます」
全長3cmくらいの電極を博士は取り出した。
助手「それを舌に埋め込みますか」
博士「そうじゃ。そして重量28kgのバックパックに線をつないで背負う」
助手「背負わないとダメですか」
博士「ダメじゃな。準備が整った後、高級料理なり、高級ワインなどを飲み食いして、美食の情報をデータ化してもらう必要がある」
助手「ちょっと待ってください。自分でデータベースを作るのですか?あらかじめ美食データを用意できませんか?」
博士「できん。自分の舌を介して味も再現するんじゃ。当然、入力も自分の舌を使う」
助手「博士、まずデータを集める食べ歩きのお金がありません」
博士「そういうことをいう奴には、この機械を購入すらできんな。お値段は三十億円じゃ」
助手「三十億円ある人は、機械など買わずにお店でおいしいものを食べるはずです」
博士「痛いところを君はいつもつくね」
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