免疫力

2020-02-18 | はりきゅう
コロナウィルスの患者数が増えています。
今後どのような展開になるか心配です。
免疫力をつけて、感染しないよう、もし感染しても軽い症状で済むように個人で備えるしかありません。

免疫力は、睡眠、食事、衛生など生活面での健康管理を十分にしたうえで、お灸をすえることで更にパワーアップします。

温灸堂では長野式の治療法を取り入れています。
その治療法を考案された長野潔先生の本「鍼灸臨床 わが三〇年の軌跡」からです。

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免疫機能強化処置法
・・・・・・・我々の生命には外敵(ウィルス、細菌、異物、異種細胞等)から護る免疫機構がある。則ち、骨髄、白血球、脾臓、扁桃、リンパ球、胸腺、粘膜下のリンパ組織等があり、それらの機構を強化しその機能を活性化することによって治癒に導く処置法である。・・・・・

扁桃は免疫系のなかでも特に重要な位置を占める。それは免疫機構の一環として、抗体生産の場を持つと共に解剖学的位置からしても外部からの細菌、ウィルス、異物等に最も接触しやすい感染門戸としての場である。・・・・・・

この処置法は、先述した免疫の仕組みの基本に立って扁桃はじめリンパ節、胸腺、粘膜下リンパ組織等を目的に強化する処置法であるが、なかでも生体の第一線の防衛機構としての扁桃を中心に処置する方法である。古典に「風邪は万病のもと」といわれる如く、人生命は疲労レベルに於いてすでに扁桃の病変が認められることは周知の通りである。
したがって免疫機能処置の主軸になるのは、特に扁桃処置として強調しておきたい。・・・・

扁桃処置
「大椎」、「天牗」、「手三里」、「照海」を、扁桃七点としている。

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ぜひ、上記七点のお灸をお薦めします。
場所はネットでさがせば出てきます。

千年灸などの台座灸でも手軽で良いのですが、やはりもぐさを使った直接灸の方が効果があります。
ただ、慣れれば簡単なのですが火傷などしやすいです。

温灸堂ではお灸教室を行っていますのでお問い合わせ下さい。

また、どうしてもご自宅では無理という方は、温灸堂にて、一回400円で扁桃七点のお灸をいたします。こちらもお問い合わせ下さい。


毎日のお灸

2019-10-15 | はりきゅう
乾癬と診断された患者さん。
腕と足に発疹が次から次に現れ、かゆみが長引き痕が残ってしまいます。

以前、自宅で千年灸を毎日、「曲池」、「手三里」辺りにすえることで頭部の乾癬が完治した症例があったので、自宅灸をお薦めしましたがなかなかできないとのこと。

千年灸よりも直接灸の方が効果も高いこともあり、できるだけ毎日お灸に通ってもらうことにしました。

10月の初めから今日で7回目。

今のところ、新しい発疹は出てきていません。

痒みで目が覚めることも減ってきているようです(^^)


痛みの原因

2019-10-04 | はりきゅう
健康維持のために定期的にいらっしゃる患者さん。
毎回「調子いいですよ。」と言ってもらえると嬉しいのですが、なかなかそうもいかず……


一ヶ月に一回のペースでいらっしゃるTさん、絶好調だったけど、一週間前から膝と腰が痛くなったとのこと。

原因を二人で探ります。
どうやら足首から始まり、膝〜股関節と影響があった様子。

「あっ!ソールがちびて、捨てようと思っていた靴を履いてからおかしくなった!」

「その靴、もう履かないで下さい!!」





一週間に一度のペースでいらっしゃるネコ好きなOさん、今回は首の奥がいつになくかなりしんどいとのこと。

原因を二人で探りました。

「ネコの保護活動をしている友人の所で、ずっと上向きでねこちゃんとおもちゃで遊んであげたんだけど、二十数匹いるからきりがなくってね〜」

「それが原因です!!」





一ヶ月に一度いらっしゃるNさん、今回は頭痛がひどかったとのこと。

やはり原因を探します。

いつになく骨盤が歪んでいるけど、なぜ??

「編み物をはじめたんです。」
「もしかしてお姉さん座りで?」
「そう、お姉さん座りで、………それだ!!」
「それだ!!」


原因が分かるとすっきり、嬉しいです(^^)

風邪をひいた時こそ、鍼灸!!

2019-10-01 | はりきゅう
一ヶ月に一回お体のメンテにいらっしゃる患者さん。


「今朝から咳が出だしてね〜。風邪うつすから来なきゃよかったね」


いえいえ、そういう時こそ鍼灸を受けにいらして下さい!!
肘付近のツボとあと4箇所くらい鍼をして、しっかりお灸をすえると、首回りのリンパの腫れがすっきりし、咳も止まり、喉の違和感も取れました。


まだ病が体の奥深くまで入り込んでなければ、ぶり返すことなく咳は止まるはずです。

間に合ったかな??