今日は、三年前のスリップ事故を解禁にしたいと思います。
そう。新車購入から2ヶ月半後に起きたスリップ事故の全てを語ります。
というのも、雪道に関して多くの人が甘い考えを持っているように感じるのです。
スタッドレスタイヤだから、大丈夫。安心。なんて思っていませんか?
実際、この冬も何件かスリップ事故を目撃しました。
また、友達がレンタカーのバイトをしているのですが、スキーに行ったクルマのスリップ事故がとても多いのだそうです。
そんな認識を考え直してもらって、すこしでも雪道でのスリップ事故が減ればと思います。
さかのぼること約三年。2010年2月14の正午ごろ、岐阜県の山道でスリップ事故にあってしまいました。
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岐阜県は、雪の壁が車道の両わきにあるほどの豪雪地です。
その日は、雪の積もった白川郷の日帰り観光を計画しておりました。
6時ごろ出発し、高速道路を何時間も走り、岐阜県のインターをおりました。
除雪された高速道路とはうってかわって、一般道は雪道が続きます。
うちの旅行は、計画を綿密に立てます。
13時にお昼の予定でした。
山奥にある有名な飛騨牛を食べられるお店に向かっていました。
そのお店に行く途中には山越えがあります。
まず、上り坂。
ドライの道と同じような時速60km前後で走っていました。
あとから聞けば、かなりテールが振られていたとか。
実は、計画した予定時刻に到着しないことがナビの到着予想時刻でわかっていました。
未だに、その予想時刻のせいで焦っていたわけではないとドライバーは言っていますが…
きっと焦っていたのだと思います。
そして、頂上付近から長いトンネルに入りました。
全長1000mくらいはあったのではないでしょうか。
対向2車線なのですが、道幅はたっぷりしております。
また、路面の舗装もきれいですし、転回場所や緊急電話BOXもあり、高速道路のトンネルのようです。
そして、当たり前ですが路面はウェットくらいで雪はありません。
そして、無意識のように時速80kmくらいは出してました。
そして、トンネルを無意識にそのままのスピードで出ます。
トンネルを出ると、一面銀世界が広がります。
また、なだらから下り坂に加え、路面はしっかりスノーです。
そして、ところどころアイスバーンになっています。
でも、路面がスノーなだけに急減速することができず惰性で走り、雪の抵抗やエンジンブレーキで時速70kmくらいです。
そのとき大きめなカーブにさしかかります。
ドライバーはもちろんのこと同乗していた家族全員も死を覚悟しました。
そのままどうすることもできず、
コーナーのためハンドルを切った瞬間、操縦不能なくらい滑り、右前が雪の壁にヒットしそうになりました。
でも、ドライバーのとっさの判断のハンドル操作で右前ヒットは逃れました。
そのかわり左方向に滑りが変わっています。
そして、そのままの左フロントから雪に覆われたワイヤータイプのガードレールに衝突しました。
その瞬間、すごい衝突のショックと共にエアバック発動!
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(車内の散らかり具合がリアルで恥ずかしい。)
火薬に点火し、その勢いでハンドルやダッシュボードを破って出てくる仕組みになっているらしく、火薬の爆発音がすごかったです。
鼓膜が破れるかと思くらい。その後数時間耳鳴りがしてました。
音だけでなく、あの密閉空間で瞬間的にエアバックが発動し、圧が加わったのもあったと思います。
また、煙がすごく、クルマが炎上したのではないかというくらい車内が白煙で包まれました。もちろん火薬でしたが。
そして、そこでは止まらずに右側の雪の壁に突っ込んで止まりました。
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脱出するかのように、みんなで車外へ出ます。
そして数分後通りかかった地元の方にJAFを呼んでもらいました。(みんな混乱していて何もできなかった。)
待つこと90分弱。
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それにしてもひどい姿です。
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特に左前のボディーが大きく衝撃を吸収したみたいです。
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タイヤはブリザックレボ2。
衝突時にホイールが欠け、パンクしてました。
そして、やっとレッカー移動です。
行き先は、最寄りのホンダカーズ岐阜さん。
行くと、みなさんで優しくしてくれました。お茶やお菓子を出してくれました。
そして、かかりつけの東京のホンダカーズの担当の営業さんに連絡して後日、東京のディーラーで修理ということになりました。
そして、岐阜のDの方に最寄りの高山駅に送ってもらいました。
そこからは家族みんな、なんかやけくそになっていて、普段じゃ考えられない観光地価格になったもので昼食をとり、バスに乗って途中まで出て、途中から鈍行列車で自宅まで帰りました。
後日、担当Dからの見積もりでは約100万弱です。
なんと、エアバックを戻すだけで30万近くかかりました。
任意保険の車両保険には加入しておらずその旨を伝え、交渉したところ一部工賃サービスなどの対応をしていただき、80万弱で修理しました。
つまり、あのクルマには購入を含め、300万以上かかってますね。笑
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でも、本当にスリップ時に対向車がいなかったことやケガ人が出なかったことは不幸中の幸いでした。
スタッドレスタイヤも過信は禁物です。
いつ滑ってもおかしくない。そんな気持ちでドライビングを!
シーズンも終わりぎみですが、ウィンタースポーツのために積雪地を走行される雪道に慣れていない方。ご注意を!
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ちなみに、今は車両保険に加入しております!
さらに年齢無制限で割高になっており、毎年10万越えです。笑
そう。新車購入から2ヶ月半後に起きたスリップ事故の全てを語ります。
というのも、雪道に関して多くの人が甘い考えを持っているように感じるのです。
スタッドレスタイヤだから、大丈夫。安心。なんて思っていませんか?
実際、この冬も何件かスリップ事故を目撃しました。
また、友達がレンタカーのバイトをしているのですが、スキーに行ったクルマのスリップ事故がとても多いのだそうです。
そんな認識を考え直してもらって、すこしでも雪道でのスリップ事故が減ればと思います。
さかのぼること約三年。2010年2月14の正午ごろ、岐阜県の山道でスリップ事故にあってしまいました。
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岐阜県は、雪の壁が車道の両わきにあるほどの豪雪地です。
その日は、雪の積もった白川郷の日帰り観光を計画しておりました。
6時ごろ出発し、高速道路を何時間も走り、岐阜県のインターをおりました。
除雪された高速道路とはうってかわって、一般道は雪道が続きます。
うちの旅行は、計画を綿密に立てます。
13時にお昼の予定でした。
山奥にある有名な飛騨牛を食べられるお店に向かっていました。
そのお店に行く途中には山越えがあります。
まず、上り坂。
ドライの道と同じような時速60km前後で走っていました。
あとから聞けば、かなりテールが振られていたとか。
実は、計画した予定時刻に到着しないことがナビの到着予想時刻でわかっていました。
未だに、その予想時刻のせいで焦っていたわけではないとドライバーは言っていますが…
きっと焦っていたのだと思います。
そして、頂上付近から長いトンネルに入りました。
全長1000mくらいはあったのではないでしょうか。
対向2車線なのですが、道幅はたっぷりしております。
また、路面の舗装もきれいですし、転回場所や緊急電話BOXもあり、高速道路のトンネルのようです。
そして、当たり前ですが路面はウェットくらいで雪はありません。
そして、無意識のように時速80kmくらいは出してました。
そして、トンネルを無意識にそのままのスピードで出ます。
トンネルを出ると、一面銀世界が広がります。
また、なだらから下り坂に加え、路面はしっかりスノーです。
そして、ところどころアイスバーンになっています。
でも、路面がスノーなだけに急減速することができず惰性で走り、雪の抵抗やエンジンブレーキで時速70kmくらいです。
そのとき大きめなカーブにさしかかります。
ドライバーはもちろんのこと同乗していた家族全員も死を覚悟しました。
そのままどうすることもできず、
コーナーのためハンドルを切った瞬間、操縦不能なくらい滑り、右前が雪の壁にヒットしそうになりました。
でも、ドライバーのとっさの判断のハンドル操作で右前ヒットは逃れました。
そのかわり左方向に滑りが変わっています。
そして、そのままの左フロントから雪に覆われたワイヤータイプのガードレールに衝突しました。
その瞬間、すごい衝突のショックと共にエアバック発動!
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(車内の散らかり具合がリアルで恥ずかしい。)
火薬に点火し、その勢いでハンドルやダッシュボードを破って出てくる仕組みになっているらしく、火薬の爆発音がすごかったです。
鼓膜が破れるかと思くらい。その後数時間耳鳴りがしてました。
音だけでなく、あの密閉空間で瞬間的にエアバックが発動し、圧が加わったのもあったと思います。
また、煙がすごく、クルマが炎上したのではないかというくらい車内が白煙で包まれました。もちろん火薬でしたが。
そして、そこでは止まらずに右側の雪の壁に突っ込んで止まりました。
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脱出するかのように、みんなで車外へ出ます。
そして数分後通りかかった地元の方にJAFを呼んでもらいました。(みんな混乱していて何もできなかった。)
待つこと90分弱。
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それにしてもひどい姿です。
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特に左前のボディーが大きく衝撃を吸収したみたいです。
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タイヤはブリザックレボ2。
衝突時にホイールが欠け、パンクしてました。
そして、やっとレッカー移動です。
行き先は、最寄りのホンダカーズ岐阜さん。
行くと、みなさんで優しくしてくれました。お茶やお菓子を出してくれました。
そして、かかりつけの東京のホンダカーズの担当の営業さんに連絡して後日、東京のディーラーで修理ということになりました。
そして、岐阜のDの方に最寄りの高山駅に送ってもらいました。
そこからは家族みんな、なんかやけくそになっていて、普段じゃ考えられない観光地価格になったもので昼食をとり、バスに乗って途中まで出て、途中から鈍行列車で自宅まで帰りました。
後日、担当Dからの見積もりでは約100万弱です。
なんと、エアバックを戻すだけで30万近くかかりました。
任意保険の車両保険には加入しておらずその旨を伝え、交渉したところ一部工賃サービスなどの対応をしていただき、80万弱で修理しました。
つまり、あのクルマには購入を含め、300万以上かかってますね。笑
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でも、本当にスリップ時に対向車がいなかったことやケガ人が出なかったことは不幸中の幸いでした。
スタッドレスタイヤも過信は禁物です。
いつ滑ってもおかしくない。そんな気持ちでドライビングを!
シーズンも終わりぎみですが、ウィンタースポーツのために積雪地を走行される雪道に慣れていない方。ご注意を!
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ちなみに、今は車両保険に加入しております!
さらに年齢無制限で割高になっており、毎年10万越えです。笑
しかしよく70km/h出ていてスリップし、これだけですんだなぁと思いました。
特にボンネットもつぶれているようでもなく、全員無事だったんですね、インサイトの安全性には感謝ですね。
スタッドレスタイヤの性能は確かに雪道に強いですが、雪道の走行が”滑らない”ではなく”滑りにくい”また、滑ったときのリカバリーの幅がデカイということだと思います。
それが過信につながってしまうのは無理もありませんね・・
雪道の事故車では4WDが一番確立高いそうですよ。過信からくることでしょう・・・
うちも今だから書けますが、2年前の夏旅行の時に長野から山梨方面に一般道を100km/hくらいで走っていました。
あたり一面山と田んぼ、緑がキレイで気持ちよかったですが、ゆるい右カーブに差し掛かった瞬間踏み切りが現れました。
当然フルブレーキングしますが間に合わずに50km/hくらいで小海線の踏み切りをつっきりました。
うわっ!ってなりましたね、しかも踏み切りの凹凸で跳ねるような感覚がありました。
もしも踏み切りが閉まっていたことを考えると恐怖です。
やはり走りなれていない道では飛ばすもんじゃないですね。
おそらくインサイトの衝撃吸収ボディーだけでなく、雪に埋まったワイヤータイプのガードレールに助けられました。
過信って怖いですね。
ドリキンの土屋さんだったら、うまいこと回避できるんでしょうかねww
滑べり始めても・・・
事故は一瞬ですもんね。
怖いですね。
やはり、安全第一。
そう思ってハンドルを握るべきですね!
一般道で100km/hって・・・
我が家のインサイトも、1月の雪のときにやらかしてしまいましたw
近所にかまぼこ型のような道路があるのですが、そこの端のほうに流されてしまったのです。おかげで雪の塊に突っ込んでしまいました。当然脱出不能になってしまい、結局近所の人に手伝ってもらう始末・・・
(損傷はホイールハウスの割れと、ホイールカバーが削れただけです。)
当然スタッドレスでしたが、やはり凍った路面では役に立ちませんでした。
今後雪の日は、あの道には近づけませんw
お久しぶりです!
特にインサイトは雪に弱いんでしょうかねww?
oikawa3135さんちのインサイトはその程度のスベリですんでよかったですね!
ホント、雪道はなめたらアカンですね!
知っている道ならまだしも、知らない道だったら防ぎようがないですからね~
雪の時は特に過信、油断、禁物ですね!!