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Unknown ()
2017-11-24 16:10:13
当時の映画会社の永田社長は、「よく分からない」と評しましたが、いざ作ってみても、国内ではさほど動員しなかったものの、インド人女性が目を付けて日本代表作としてヴェネチアに出品したとの事です。結果は大成功ですが、物語を読ませる映画として観るよりも、人間に入り込み、その本質を読ませるものと、観た方が良いかも知れません。

美しい多襄丸と、妻を取られた金沢、夫を裏切る真砂、と曲者揃いながら、法廷でのイタコの証言による逆転裁判。物語に一貫した筋はなくとも、技はありました。

黒澤は「酔いどれ天使」が最高傑作だとの評価もありますが、世界的にはこれが評価を受けたもので、古典を描いた時代劇の枠にはまらない面白い作品だと思います。90分に満たない短編ながら、濃厚ですね。
 
 
 
コメントありがとうございます! (onscreen)
2017-11-25 07:18:25

ヴェネチア出品にそんな裏話があったんですか、面白い!


「酔いどれ天使」も未見でして、今度みてみます。
 
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