街を歩けば、店に入れば阿波おどり関係者に会う高円寺。
いつの間に俺も演者の方になっていたが元々は毎年沿道で仲間と酒かっくらいながら観ていた方の人。
連発足時の10年前、気合い入れすぎて間違った方向にトンガってた俺は他連の奴らは全員的敵じゃあ!と鼻息荒く誰とも交わらなかった。
(それは今でも東京新のんき連メンバーにもイジられるが…)
でもそれには理由(わけ)もあって。
まだ自分達が阿波おどりを何かも目指すとこがどこかもわかっていないしとにかく大太鼓叩きとしての自分をもっと向上させる事や素人で始めたメンバーの指導など外部に目を向ける余裕なんて全くなかった。
だから敵というか(逆にペーペーのこちらは最初から相手にされてないわけだし)個々のプレイヤーとしては対抗心はあるが連がどうだとかは眼中にないしよくわかってなかった。
そんな当時いかに俺が感じ悪かったかというエピソードを肴にされて顔真っ赤。
今はもう角もとれてフニャフニャです。みんな仲間です。
東京新のんき連の場合は他連と交流する場合は事前に連長、執行部に詳細(連名、相手の氏名、人数など)を伝えておくルールがある。これは万が一何かしらのトラブルがあった場合のことを考えて連の方でも把握しておかないといけないからだ。
他連もだいたい同じような感じで今回たまたま事前申請してない人がいたので顔出しNGとなったが聞いた話によるとこういう交流は何か良からぬ密談(引き抜きなど)をしていると勘ぐるお偉いさんもいるようで必ずしも歓迎されるとは限らないと。
「未来を担う若者たちで存分に交流を深め発展させてほしい」という風に考えられないのかな?とか思ったりもするが。
同い年でもキャリアは倍以上の先輩たちとガバガバ呑んで笑っていい夜だった。
感謝。