ガラスの梨 ちいやんの戦争
越水 利江子/作 牧野 千穂/絵 ポプラ社 2018年
太平洋戦争中に大阪大空襲に遭った著者の母親をモデルに書かれた物語。
昭和16年の夏、小学3年生のちいやん
戦争によってどんどん生活が変わっていき
戦禍を乗り越え、戦後どのように暮らしていったか
昭和30年までを描いています。
何も悪いことをしていないのに巻き込まれて殺されていく動物たち
人間同士でどうしてこんな惨いことができるのか
そして終戦を迎えたときの気持ち
ちいやんの眼を通して描かれた戦争。
戦争は過去の話ではありません。
大人も子どもも一緒に考えるきっかけに。
巻末に参考書籍一覧が掲載されています。
過去にも戦争や原爆に関する本を紹介しています。
DoDoおじさんからのメッセージ ロヒンギャ難民について
本の紹介~戦争 『せんそうがやってきた日』