沖縄戦、ヒロシマと紹介してきましたが
今日はまた沖縄に戻ります。
『南北の塔 アイヌ兵士と沖縄戦の物語』(橋本進/作 穂積肇/画 草土文化 1981年)
『沖縄戦とアイヌ兵士』母と子でみる19(橋本進/編 草の根出版会 1994年)
南北の塔とは
沖縄県糸満市真栄平にある戦没者慰霊碑で
1966年に真栄平地区の住民とアイヌの元兵士たちによって建立されました。
「北は北海道から南は沖縄まで、全国の将兵、そして沖縄の住民がここに眠っている。これをねんごろにとむらってやりたい」という思いから名づけられたそうです。(『沖縄戦とアイヌ兵士』(p116)
『沖縄戦とアイヌ兵士』は『南北の塔 アイヌ兵士と沖縄戦の物語』の改訂要約版。
写真も多くアイヌ儀式の供養の様子もよくわかります。
『南北の塔 アイヌ兵士と沖縄戦の物語』の版画も素敵ですので
一緒にごらんいただければと思います。
沖縄戦の惨状はもちろんですが、
アイヌ、沖縄、少数民族に対する差別の問題も提起されています。
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