昨日紹介した獅子文六の随筆「梅」(『愚者の楽園』所収)に 安田靫彦から梅の木を譲ってもらったというエピソードがあります。 『画想』(安田靫彦/著 中央公論美術出版 1982年) 梅について書いており 自宅の梅は、大磯高麗山の麓、徳川邸から移植したものだとか。 梅見に島崎藤村も訪れたそうです。