6月3日から5日まで、盛岡で、陸前高田市図書館の郷土資料救済の作業に参加しました。
今回の作業は、 まず資料を乾燥させ、固着したページをはがし、砂泥などを除去するドライクリーニングでした。こう書くと簡単そうに思われるかもしれませんが、神経をつかう根気のいる作業なんです。
復元不可能なものや県内に所蔵があるもの以外、約170冊作業をし、次のステップへ進みます。
図書館の大切な役割である、地域の歴史の集積。歴史といってもおおげさなことではなく、老人クラブの記念誌とか、学校の創立記念誌とか・・、その地域の人々の生活してきた証拠となるものも、その地域には絶対に必要な資料です。
1冊1冊から伝わる思いはとても重く、でもこのような作業に関われたことは、とてもよい経験になりました。
まだまだ支援を必要としているところは多いです。できることを続けていきたいと思います。