童話作家 佐藤さとる
1928年2月13日 - 2017年2月9日
今日、お誕生日ですね。
北海道のアイヌの言い伝えにある蕗の下の小人・コロボックルのお話を知っていますか。
この言い伝えをもとに創作されたのが日本で最初のファンタジー、
佐藤さとるさんの『だれも知らない小さな国』(講談社、昭和34年)です。
その後人間のせいたかさんとコロボックルの関わりを中心とした物語は6冊のシリーズとして書き継がれました。
この佐藤さんのコロボックルを引き継いで書かれたのが有川浩さんの作品です。
◎『だれもが知ってる小さな国』(講談社、平成27年)
はち屋(養蜂家)のヒコとヒメを中心にコロボックルとの交流が生き生きと描かれています。
また、村上勉さんのコロボックルの絵も素晴らしいです。
佐藤さとるさんの作品
◎「コロボックル物語①~⑥」(佐藤さとる/作、村上勉/絵、講談社、単行本、青い鳥文庫、講談社文庫)
①『だれも知らない小さな国』
②『豆つぶほどの小さないぬ』
③「星からおちた小さな人』
④『ふしぎな目をした男の子』
⑤『小さな国のつづきの話』
⑥『コロボックルむかしむかし(小さな人のむかしの話)』