病気になると
この先どうなるのだろうと不安になりますよね。
どんな治療をするのか、進行するとどうなるのか
入院、手術・・・
そんな時に、図書館で病院が作っている病気に関するパンフレットや
医療関係の本など手に取ることもできます。
本には、闘病記というものもあり
実際に病気を患った方が、その体験を記したものもあります。
医学的ではありませんが、体験談というのも心を救ってくれる1つかもしれません。
二平方メートルの世界で
前田海音/文 はたこうしろう/絵 小学館 2021年
こちらは脳神経の病気で3歳から入退院を繰り返している9歳の少女の闘病記。
二平方メートルとは、病院のベットの広さ。縦約2メートル、幅約1メートル。
9月5日放送のNHK Eテレ こども手話ウィークリーで
こちらの絵本が紹介されていて
著者の前田海音さんが、
このような病気の子どもがいることをいろいろな人に知ってほしい、
病気の説明だけではどんな気持ちで過ごしているのかは伝わらないので
孤独感など具体的に書いたと言っていました。
ひとりぼっちで他の子どもたちができることもできず
やりきれない思いでいるときに
病気と闘う仲間からのメッセージを見つけます。