東京こころ

心のこえ

かるたでなくトランプ

2015-08-30 | Weblog
人々のうっ憤に付け込んで
敵を作り
煽り
一瞬の爽快感をつくる
そういう
論理的でない輩は
洋の東西を問わず
何処にでもいるね

演説会場で
トランプ氏曰く
「日本とは協定があって
 日本が攻撃されれば
 米国は直ちに救援しなければならない
 ところが
 米国が攻撃されても
 彼らは何位もしなくていい
 これで公平な取り決めなのか?」

と・・
おそらく
安保条約など”つまびらか”ではない彼は
沖縄の基地問題&海兵隊の事件
首都圏の制空権問題
勝手に飛ぶオスプレー問題
膨大な思いやり予算
湾岸・アフガン・イラク戦争時に出された
多大な金銭参加(一部自衛隊も)
等々数多の事柄をすっ飛ばし
彼と同じ思考回路の聴衆が
簡単に呑み込める
”我々は損してる”と煽る

が、
一体安保条約のどこに
直ちに日本を救援するとあるのか

巷で喧しい”尖閣”にしても
一義的には先ずは日本が守れ
そして、
いよいよ危なくなってきたときには
米国議会に質して
議員の賛同が得られれば
参戦の流れに・・
まして尖閣が相手国に占領された場合
もう日本の領土ではないので
何の行動義務も生じないらしい

安保条約で
安心
米軍がいるから守られている
抑止力がある
というのはあやしい・・

もともと軍隊は
民を守るわけではなく
その時々の”体制”を守る
なので
都合の悪い民には銃口を向ける



何時でも何処でも
敵を作り
国民を分断し
脅威を煽る人々がいる

扇動者を見極めるには
自身の思考力を高め
事実を見究める事

私たちの真の”敵”は
彼ら”扇動者”だ

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