自民党憲法草案の９８条と９９条の恐ろしさ！

自民党憲法草案は以下のように命令する↓（抜粋）

９８条「内閣総理大臣は、
　我が国に対する外部からの武力攻撃
　内乱等による社会秩序の混乱
　地震等による大規模な自然災害
　その他の法律で定める緊急事態において
　特に必要があると認めるときは、
　法律の定めるところにより
　閣議にかけて、
　緊急事態の宣言を発することができる。

　緊急事態の宣言は
　法律の定めるところにより、
　事前または事後に
　国会の承認を得なければならない。」


９９条３「緊急事態の宣言が発せられた場合には
　何人も法律の定めるところにより
　当該宣言に関わる事態において
　国民の生命身体及び財産を守るために
　行われる措置に関して発せられる
　国その他公の機関指示に従わなければならない。」

＊太字、カラー、アンダーラインはブログ主加筆
　（誰の生命財産を守るのかな？
　　時の権力に反する人々も守る？
　　為政者の言う国民とは
　　彼らに従順な人々らしい・・）


先日の国会質疑等で、
”この私が最高権力者”てきニュアンスで
トンでも発言をしていたアベシンだから
大した事でなくとも
いとも簡単に宣言を出して
人々をコントロールするかも・・
大雪の災害等々には
従来の法的措置で対処できるはずが
予想を誤って
指示が遅れただけ
ところが
その遅れを逆手にとって
自然災害の一大事だ～～とばかりに
緊急事態を連発しそう・・

現憲法に
他国のように
緊急事態の項目が無い事がオカシイと
自民草案は緊急事態のてんこ盛り

他国の憲法の人権は
平時は守られるけど
為政者の判断でいつでも
蔑にされてしまう・ということ
日本国憲法はどんな時でも
国民の人権を守ってくれる
私たち目線の強固なもの↓

☆第９７条
　「この憲法が日本国民に保障する
　　基本的人権は
　　人類の多年にわたる自由獲得の努力の成果であって
　　これらの権利は、
　　過去幾多の試練に耐え、
　　現在及び将来の国民にたいし、
　　侵すことのできない永久の権利として信託されたものである」