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2016-04-28 | Weblog
ウルグアイの前大統領ホセ・ムヒカ氏の発言(東京新聞より)
「私たちには戦争を終わらせる義務がある。
 それは世界の若者が完成させなければならない大義であり、可能なことだ」と訴えた。

 ムヒカ氏は、世界で使われている膨大な軍事費について
 「軍備の拡張は世界的に大きな問題であり、
  経済的な観点からも非常に深刻なことだ」と憂慮。
 「軍事費で無駄遣いされているお金を
  貧困や環境問題の解決に使うべきだ」と述べた。


更に東京外語大での講演では
 「私は世間から「貧しい」と言われているが、私は決して貧しくない。
 質素を好むだけだ。浪費を見直し、それぞれが人生を見直すことが重要になってくる。
 市場に操られて生きているうちに、あなた方の自由な時間が失われてしまう。
 私の考えに同意しろとは言わない。自分にとって何が大切かを考えてほしいだけだ。

 人間にはエゴイズムというものがある。
 これは自分を守るためで、自然が与えてくれたもの。
 他方で、人間は世代間の連帯や協調で文明、文化、知識を築いてきた。
 教育によって、エゴにブレーキをかけられることも知っている。
 連帯や協調は、社会を変える力になることを学んだ。
 しかし、人間は神ではないので、社会は問題を抱える。
 それを政治で調整しようとする。

 この世界に紛争は必ずある。
 だからこそ、社会全体に心をくだくことが大切になる。
 「政治に関心がない」「政治は重要じゃない」と言う人がいるが、
 政治を放棄することは少数者による支配を許すことにつながる。
 人間に上下はない。男も女も同じ権利を持つ。公爵も伯爵もないのだ。

 民主主義には限界がある。
 それでも社会をよくするために闘わなければならない。
 皆さんのようにすばらしい大学で学んでいる者は、
 社会をよくするために闘わなければならない。
 最も重要なことは勝利することではなく、歩き続けること。
 何かを始める勇気を持つことだ。」
以上抜粋終了

参照ムヒカ氏の全文


「貧乏とは少ししか持っていないことではなく
 無限に多くを必要とし
 もっともっとと欲しがること」

と仰ったムヒカ氏んい同感である。

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