夜にお散歩。
あるものを探しにね。
月明かりも明るくて、気温も寒いわけじゃない。
夜に探し物をするにはちょうど良い。
探し物は「いい香りのするお花」
お花やさんを覗き込む。
当然夜中はやっていないんだけれど。
良い香りのする花束より
箱でお花のプレゼント。
ちと違うな。
あじさいはどうだろう。
ってあじさいを見ているつもりが
葉っぱにカタツムリいないかなって探してる。
カタツムリってヤドカリと違って
殻も一緒にカタツムリと一緒に成長するんだよね。
殻の中にはカタツムリが生きていくための内臓が詰まってる。
カタツムリのツノは目。結構宇宙人的な顔だって思うのさ。
話がそれてしまった、お花、お花。
なかなか探しモノのお花が見つからない。
少し歩いて路地裏へ。
月明かりに照らされた一輪の路地裏の赤い花を見つけた。
偏屈でぶきっちょで夜中にダンスしてカルボナーラが得意で
たまに赤いネイルして、安全運転でぶっ飛ばしドイツ車が似合う
バブルバスの中でプカプカ浮いてる路地裏のクラゲ女。
そんなことを想いながらしばらくこの花を眺めていたのさ。
ボクのお花探しはまだまだ続くのさ。