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もんく [とある南端港街の住人になった人]

AIと政治判断

こうした記事を読むと多くの人がAIを導入すべきみたいなことを簡単に言う。けれど、言うのは簡単で実際にどうやるかは難しい。そんな事は普通に会社員している者であってもわかる。アイデア出されてこうすれば良いみたいなのは他人事。何をやるかは誰にでも言えるがどうやるかは難しい。

AIもたぶんそうで、もし家電店で買うテレビのような物だったり、契約すれば全部面倒みてくれるLPGのようなものなら簡単だし、いくらか払ってでも使えばその病院が営業的に成功するならそれは単に経済の問題で方がつく。
でも実際は導入、メンテ、運用、そしてAIだから膨大なデータの用意もあるので簡単にはいかないだろう。


そうなると1台1億円かかってしかも常時人がスタンバイしている救急車と同じ。1億円で運用期間中に1人でも2人でも救えるならそれでも良いという物になる。AIだって今から何人救えるからペイするとか言えないわけだし。そうなると、これはお金の問題から政治の問題に移る。税金使っても年に数人、これまで死んでいた人が死ななくなるならやろう、という判断。そういう判断は金額ではできないし、利益を予め考えてから行動しなければならない私企業には難しい。それは政治にしかできないものだ。

そういう議論ができる政治を望む。

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