百子の部屋

日々のあれこれ思いのままに。。。

緑の我が家

2023年05月07日 | 読書

 

「緑の我が家」小野不由美

 

今日はお休みだったから

昨夜は遅くまで本を読んでいました。

 

久々の、ホラー&ミステリーで、

ワクワク♪しながらページをめくっていましたが、

思いもよらず、最後に涙

 

 

高校1年生の荒川浩志は、一人暮らしをするため、

袋小路に立つハイツ・グリーンホームに引っ越しをした。

 

しかし、窓から見える神社の鳥居に

何か、不思議な既視感を覚えた。。。

どこかで見た嫌な風景。。。

 

そして、浩志に数々の怪異が襲いかかる。

 

恐怖で、背筋がぞわぞわしつつも、

最後で、あ。。。と思ったら、涙が。。。

 

ホラーが苦手な人にもお勧めしたいな。。。

 

私の満足度 ★★★★☆

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほっとする怖い話

2022年09月14日 | 読書


 
☆「営繕かるかや怪異譚」小野不由美

 
よくお邪魔するココアさんのブログで紹介されてた本です。
 
とても面白そうなので、読んでみました。
 
 
 
営繕とは、建物を修繕することで、
 
尾端という大工の青年が、家にまつわる怪異を沈めていく話。
 
怪異というと、なんだか怖そうなんですが、
 
彼は、霊が見えるわけでもなく、お祓いをするわけでもないのだけれど、
 
問題になっている個所を修理して、
 
折り合いをつけるというか、優しく解決していく。
 
 
 
物語の最初は、怖くて、ドキドキして、
 
最後は、ほっとする。。。
 
そんな短編がいくつも収められていて、
 
とても楽しめました。
 
 
 
秋の読書タイムに、
 
怖いのが苦手な人にも、
 
おすすめしたいなぁ。。。
 
 
私の満足度 ★★★★★
 
 
 
 
 
 
 
コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ほいきた年寄り生活

2022年09月01日 | 読書

 

9月になりました。

夜も、少しだけ過ごしやすくなって、

秋だなぁ。。。なんて感じると、

なぜが、本が読みたくなるのです。

 

 

★「ほいきたトシヨリ生活」 中野翠

 

タイトルと表紙が面白くて、買っちゃいました。

 

一人暮らし歴40年以上の著者が、

楽しい年寄り生活へご案内。。。

ということで、

 

元気で、おしゃれな先輩さんたちを紹介していたり、

おすすめの老人映画とか、

バアサン・ファッションについてとか、

いろいろ書いてあって、ほのぼのと読めました。

 

とりあえず生きているのだから、

ありがたく生きていきましょう。。。ってね。

 

そうよね~(^^)

 

私の満足度★★★☆☆

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

流浪の月

2022年06月23日 | 読書

 

☆「流浪の月」 凪良ゆう

2020年本屋大賞受賞作で、

映画化もされて、話題になっています。

 

両親がいなくなって、親せきの家に引き取られた少女・更紗(さらさ)と、

孤独な大学生・文(ふみ)の出会い・・・

 

不思議で幸せな時間は、

誘拐犯と、被害女児というレッテルを張られ、終わりを迎える。

 

そして、15年後、再開した二人の、

切ない思いが交差する・・・

 

二人の関係は、恋人同士ではなく、

新しい人間関係?

ただただ、そばにいたいと思う気持ち・・・

 

 

とても、心に残る1冊となりました。

 

私の満足度 ★★★★★

 

 

映画のキャストを知らずに読んで、

原作から自分がイメージした感じとは、

ちょっと違うな・・・って感じましたが、

映画、見てみたいな・・・って思います。

 

 

 

 

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

720通りの物語

2022年04月24日 | 読書

★「N」 道尾秀介

 
新聞広告で、
 
全6章
読む順番で、世界が変わる
あなた自身が作る720通りの物語
 
という記事に興味津々で、買っちゃいました。
 
道尾さんの本は、何冊か読んだことがあって、
 
どれも、私好みだった記憶があるので、
 
多分、ハズレにはならないだろうと。。。
 
 
 
 
この本は、全6章で構成されていて、
 
まず最初に、
 
「本書の読み方」があるのも面白い、
 
 
 
 
どの省から読んでも構わなくて、
 
おまけに、各章のつながりを断ち切るために、
 
1章ごとに上下反転させて印刷されています。
 
 
 
さて、どの章から読もうかな~って、
 
そこから、もう楽しい♪
 
 
 
そして、読み進めるうちに、
 
あぁ、この人が、あの人で、
 
あれがこうなって、そうつながっているのかぁ。。。って納得。
 
 
もう一度、順番を変えて読み直したくなる1冊です。
 
 
 
私の満足度 ★★★★★
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

アンク

2022年03月10日 | 読書

★「アンク ア ミラリングエイプ」 佐藤究
ANK :a miraroring ape
 
 
 
去年読んだ彼の本「テスカトリポカ」が面白かったので、
 
2冊目、読んでみました。
 
 
吉川英治文学新人賞・大藪春彦賞、ダブル受賞
超弩級エンタメ小説!
 
ということで、ワクワク♪
 
 
2026年、京都で大暴動が起きる。
 
それは、前代未聞の恐ろしい光景、
 
目の前の人を突然襲うという、想像もつかない出来事、
 
仲の良い夫婦が、突然、豹変して、殴り合い殺しあう、
 
ベビーカーを押していた母親が、赤ん坊を殴り殺す。
 
誰も、逃げる者はいない、
 
ただ、人を殺すために、人を追う、、、
 
原因は、テロでもなく、ウイルスでもなく、
 
一頭のチンパンジーだった・・・
 
 
一体、何が起こっているのか?!
 
未知の災厄に立ち向かう霊長類研究者・鈴木望が見た真実とは・・・。
 
 
 
最初から、ページをめくる手が止まりません、
 
ゾンビのようで、ゾンビではない?
 
恐ろしい光景が多すぎて、ためらいつつも、
 
なぜ?!という興味がわいてくるのです。
 
さすがに、650ページを一気読みはできませんでしたが、
 
毎夜、ページを開くのが楽しみでした。
 
 
私の満足度 ★★★★☆
 
 
 
 
 
 
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

文系も超ハマる数学

2022年02月12日 | 読書

 

新聞広告を見て、気になってネット注文しちゃった本。

「文系も超ハマる数学」 横山明日希

 

「面白くて病みつきになる!」

「5万部突破!」

「数学沼にハマる人、続出!」

 

なんて聞いたら、読みたくなるのは当然でしょ、

それに、文系の私でも理解できそうかな?なんてね。

 

●「5分早く家を出る」と、「早歩き」、効率がいいのはどちら?

●選挙の投票締め切り直後に「当選確実」が出る不思議

 

うんうん、それ、知りたい!

って思う方はぜひ、読んでみてくださいね。

 

ただ、私には、???なところも多く、

やっぱり、どうあがいても、数学が苦手だぁー!(笑)

 

私の満足度 ★★★☆☆

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今年最初に読んだ本は

2022年02月02日 | 読書




「お釈迦さまの薬箱」をひらいてみたら  太瑞知見

 

「抜群の面白さ」という帯にひかれて買いました。

 

お釈迦さま時代の食べ物や健康維持のための習慣とか知恵を、

僧侶であり、薬剤師でもある著者が、

わかりやすく書いたエッセイです。

それなりに、さらりと読めました。

 

私の満足度 ★★☆☆☆

 

 

本を選ぶ時は、つい、帯を見て、

「泣ける!」とか、「面白い!」とか、「眠れなくなる!」とか、

そんな言葉に惑わされがちで。。。

 

でもね、過大評価っぽいものがあって、

うーん、残念。。。てこともあります。

これは、人それぞれの感じ方の違いなので、

仕方ないですけどね。

 

去年は、あまり本を読めなかったので、

今年は、たくさん読みたいな。。。って思います。

というか、本を読めるような、静かな時間がたくさん持てたらいいな。。。

 

 

 

コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

涙腺崩壊のミステリー

2021年02月07日 | 読書




たまに、本棚の整理をしてて、

ん?・・・この本って、どんな内容だったっけ?

って思うことがあります。

 

と言うか、

そんなことが、年を取るにつれて多くなってきました。

せっかく買って読んだのに、すぐに忘れてしまうなんて、

ちょっと悲しいですが、仕方ありません、

これも老化の一つですもんね・・・

(まさか、私だけ?って事はないと思いたい・・・)

 


★「ラストナイト」薬丸岳

 

今日は、この本を見つけて、

確か、すごくいい本だったような気がするけど、

でも、内容が、おぼろげで、

 

ペラペラとページをめくるうち、

あぁ、そうか、うんうん、思い出してきたぞ、と、

つい、再読してしまいました。

 

そして、結末がわかっていても、

涙がポロポロ。。。

 

 

居酒屋「菊屋」に刑務所を出所したばかりの片桐が現れた。

片桐が初めて逮捕されたのは、若い頃、ここで傷害事件を起こした時だった、

それは、暴力団から、この店の店主である菊池の妻を守るための行動だったが、

それ以降、片桐は人が変わったように、犯罪を繰り返すようになった。

 

以前は、家族ぐるみの付き合いをしていた菊池と片桐だったが、

菊池は、彼に感謝しつつも、

何故、片桐がこんな人間になってしまったのかわからないでいた。

 

そして、徐々に、その謎が明らかになり、

切ないラストシーンへと・・・

 

これは、映画になるなぁ・・・と思いつつ、

勝手に配役など考えてみたりして・・・

 

薄い文庫本だけど、2度も読んで、

2度とも泣いて、充分楽しませてもらった1冊でした。

 

オススメです!

 

私の満足度★★★★★

 

 

 

 

先日のみかん泥棒は、

たぶんメジロじゃないかと。。。

 

のり奴さんのブログを見て、そう思いました。

 

 

コメント (4)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

衝撃の預言書!?」

2020年08月08日 | 読書


★「闇の目」 ディーン・R・クーンツ
 
 
「武漢から恐怖のウイルスが!?」という帯に惹かれたのと、
 
今まで読んだクーンツの本が面白かったので、読んでみました。
 
 
 
ひとり息子のダニーがバスの転落事故で死んでから1年、
 
母であるティナの回りで、不可解な現象が起こり始める。
 
子供部屋が荒らされたり、”シンデハイナイ”などの落書きがされたり・・・
 
そして、これは、息子からのメッセージではないかと思い始めるティナ、
 
あのときの死体は、本当に息子のダニーだったのだろうか?
 
彼女は、墓を掘り返して確認しようとするのだが、
 
それを阻止しようとする組織が現れて。。。
 
 
 
 
この本は、1981年に刊行され、
 
1990年に日本語版が翻訳刊行されたそうです。
 
なのに、「武漢近郊の実験室から細菌兵器が。。。」と言う内容の文面が。。。
 
まさに、預言書!?ということになるのかな?
 
 
 
とにかく、面白くて、一気読みです。
 
やっぱり、クーンツの本は面白い!
 
 
夏の休暇を、おうちで過ごす予定の方に、オススメの本です。
 
 
私の満足度 ★★★★☆
 
 
コメント (2)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする