最初はラジオで耳にしたニュース。
被災地へ赴いている自衛隊員の一部(といっても大勢)が、
10日間も入浴できずにいたことがわかった。
支援をしている立場から、自分達の入浴の希望を伝えずにいたが、
調理担当もいるので、衛生上の問題を考えてようやく市に申し出をしたとか。
柏崎市側はそれを知り、気付かなかったことを謝罪。
今後隊員もお風呂に入れることになったそうだ。
隊員の、被災者を支えるために来ているのだからという
姿勢に感じ入った。
そういえば確か24時間入浴可能ということだったから、
自分達の入浴時間は予定できなかったのだろう。
この季節に、気の毒なことだった。
また市も、自衛隊員がそういう状況だったことを後から知って
気付く余裕がなかった点を認め、すぐに頭を下げたという点がすがすがしい。
双方が気持ちを寄せ合っている様子に目頭が熱くなる思いがした。
後からこの件の記事を探した。
とにかくラジオニュースを耳で拾うだけだったので
あいまいな点もあったが、それによると
入浴できなかった隊員は3,200人中、2,000人もいたそうだ。
nikkansports.com 「被災地の自衛隊員10日間も入浴できず」