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身上起 純米吟醸酒 【静岡県】

2017年07月11日 14時11分45秒 | 日本酒
厳封 龍馬にプレゼントしたかった酒 古里凱旋 ふるさとを愛し国を愛す 松峯
原材料名:米(国産)・米麹(国産米)
原料米:南伊豆産愛國米全量使用 全量愛國米使用
アルコール分:16度
精米歩合:55%
内容量:720ml
価格:1480円
製造年月:29.06
製造者:株式会社 志太泉酒造 静岡県藤枝市宮原423番地22の1
「古里凱旋・身上起」について
明治から昭和にかけ水稲の三大品種として人気を博した「愛國米」の親米はどんな米なんだろう。
「愛國米」を辿って行くと宮城県舘矢間村(現在の丸森町)の蚕種家・本多三學が明治二二年に静岡県賀茂郡青市村(現在の南伊豆町青市)の農家、高橋安兵衛翁が育てていた「身上起」という品種の種籾を取り寄せ、宮城県で栽培をはじめ東北地方に向くよう品種改良された米であった。
今をときめくブランド米「コシヒカリ」や「ひとめぼれ」「ササニシキ」など最近の主要品種のほとんどが伊豆発祥の米「身上起」から「愛國」へと血を受け継いでいることも解り、日本の米文化に多大な貢献をしたのが南伊豆産の米「身上起」である。
「愛國米」を南伊豆町で栽培し、古里の酒を造ろうと農家が立ち上がり、「米」となり、「酒」となって古里に凱旋してきたこの酒で、明治浪漫を感じていただければ幸いです。

静岡県にある伊豆半島の南端の市、下田市に小旅行に行った時に地元の酒屋で購入したものです。
下田市自体に酒蔵はないらしく、店主の好きな酒を置いているようです。
この酒屋がすごくて、日本酒専用の2,3畳くらいの部屋があり、暗くて低温が保たれているのです!
いいもの見ました。
下田は龍馬が脱藩を許された地というのを売りにしているようです。
お酒は、無色透明です。
香りは、やや控えめながら奥深さを感じる吟醸香でした。
吟醸酒らしくフルーティで、バナナのような旨味を感じます。
後味に少し辛味があり、とてもすっきりしています。
飲みやすくおいしいお酒でした。



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