大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

4/23。素晴らしい!今朝も夏鳥がいっぱい。

2010年04月23日 | Weblog
 今朝も夏鳥は凄かった! 梅林南側上桜広場でアオジのグゼリ。オオルリのさえずりについて歩き、八重桜の間を行ったり来たり。
 10mほど先で、少しさえずっては飛び移る。また、さえずっては木を変える。その内クロツグミが鳴きだす。
 やはりクロツグミは 「森の歌い手」 だ。声の響き、節回し、声量などなど、今期一番のさえずりに聞き惚れて動けなくなる。
 エゾムシクイの 「ヒーツーキー」 も聞こえてくる。もちろんセンダイムシクイの 「チヨチヨビー」 も。エゾムシクイは今期初。
 つられたようにウグイスが「ホーホケキョ」 奥の方からキビタキが 「ピイチュリ ピッポプリ プリ ・・」 と複雑な鳴き声。 シロハラかと思えばアカハラ・・・・。ここはどうなっているんだ!
 今朝の梅林南側上桜広場はお勧めだ。コマドリ以外みんな見られる。ここにいるだけで次々と、種々の鳥たちがやって来る。凄い凄い。

 豊国神社東側から豊国神社裏、修道館裏へと進むと、植え込みからヤブサメが飛び出す。ここでもオオルリ。大手門へ向かう途中、西の丸庭園入口でもオオルリ、中からキビタキのさえずり。

 城南地区へ回って南外堀をのぞくといつものササゴイ。教育塔裏から人工川でオオルリ、アオジは各所。

 音楽堂西側上へ着くと、オオルリ、キビタキの合唱。数羽が飛び回る。キビタキが近くに何度も出てくる。目の前の柵にもよくとまる。近すぎて撮影できない事も。新緑にとまるのを待って何度も撮影。 そのうちクロツグミまでもさえずり出す。もちろんエゾムシクイ、センダイムシクイ、ウグイスのさえずり声もよく聞こえる。
 ここでは他に、アオジ、ツグミ、シロハラ、メジロ、シジュウカラ、エナガ、クロジなど。今日はこの場所も素晴らしい。

 市民の森へ踏み込むとクロツグミとアカハラ数羽が林床で採餌。キビタキがさえずる。みどりのリズムでもクロツグミ。林床でツグミ、特にシロハラが目立つ。

 東外堀でコガモ7羽を見て、青屋門から中へ。内堀にキンクロハジロが6羽、ハシビロガモの♂♀。越冬したものは既に飛去したが、北へ旅の途中のものが寄ったのだろう。

 飛騨の森でもオオルリ、キビタキ。センダイムシクイのさえずり。極楽橋から天守閣東配水池へ向かう。
 ここでもキビタキがさえずり、柵の有刺鉄線にとまる。キビタキを見ていると突然大型の鳥が飛び出す。30~40メートルほど先のツツジの間に下りる。撮影しようと急いでそちらに小走りで向かうと、再び飛び出し内堀の方へ飛ぶ。ヤマシギだ。残念。少し焦った。ゆっくり歩けばよかった。
 
 今朝も素晴らしいの一言。大阪城公園内どこでもオオルリやキビタキなどと出合える。今春は夏鳥の当たり年と言える。オオルリ、キビタキ、クロツグミに合いたい方は今がチャンス!!

●今日の観察種。情報含む。
 アオジ、オオルリ、エゾムシクイ、ツグミ、シロハラ、クロツグミ、ウグイス、アカハラ、メジロ、キビタキ、センダイムシクイ、ヤブサメ、シジュウカラ、クロジ、エナガ、ツバメ、ヤマシギ、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
 カルガモ、カワウ、ササゴイ、アオサギ、コガモ、キンクロハジロ、ホシハジロ、ハシビロガモ。
 
■大阪城公園初記録のムナグロは、ホームページ 「大阪城公園鳥だより」 のトピックスと野鳥図鑑に出ています。http://www.osakajyotori.com/ 写真もあります。ぜひご覧ください。
 
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