大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/2 ジュウイチ、サンコウチョウ、イソヒヨドリ。

2011年06月02日 | Weblog
 梅雨の間の晴れ。予報を見ると、今日から土曜日までは雨は降らない様子。 6月に入ったが、それなりに鳥たちに出合えるのがうれしい。

・ハクセキレイ=みどりのリズムで1羽。せわしなく動き回る。多分子育てに忙しいのだろう。

・ジュウイチ=市民の森で 「ジューイチィ・ジューイチィ」 の大きな鳴き声。飛来時期が6月と遅いようだが、杜鵑は自分で巣を作ったり、抱卵したりする気が元から無い。
 託卵する相手が、卵を産む頃に到着すればいい。ジュウイチなら、コルリ、コマドリ、オオルリなどがそろそろ卵を産む頃だと日本に帰ってくる。人の感情から言えば嫌な奴!

・サンコウチョウ=飛騨の森で♀1羽との情報。よく鳴くとのこと。本種は♂♀ともさえずる。種によって♂だけ、あるいは♂♀ともさえずる。
 ♂のみさえずるとされている種でも、時には♀のさえずりが観察される事がある。オオルリやキビタキの♀がさえずっていてもおかしくはない。自然観察の世界は、下手な知識を持たないで見る事。これが素人の強み。

・コメボソムシクイ=市民の森、一番やぐら、六番やぐら、豊国神社、愛の森など5か所で 「ジジロ・ジジロ」 のさえずり。

・イソヒヨドリ=空堀前で待っていると現れる。初めは♂。しばらくすると♀も。ともにムカデなどを捕食すると東へ飛び去る。子育てに一生懸命だ。そのせいか間近で見ていても気にしない。と言うか向こうから目前の石垣に飛んでくる。
 
・コアジサシ=第二寝屋川を4羽が飛翔。下流方向へ飛んで行く。
 帰途、大阪城公園駅の東側の、大阪車両工場跡地へ観察に向かう。3羽のコアジサシが地面で動かず、抱卵中と思われる。上を4羽が飛び回る。
 この場所は清掃工場の予定地となっているが、地元住民の反対運動もあってか、大きなフェンスに囲まれてそのままになっている。 

・アオバト=市民の森で1羽の観察情報。

・シジュウカラ=各所で出合う。沖縄復帰の森では幼鳥6羽の群れ。

・ツバメ=沖縄復帰の森、人工川、空堀、飛騨の森など低く飛び回る。計8羽。

●今日の観察種。情報含む。
 アオサギ、シジュウカラ、ハクセキレイ、ジュウイチ、サンコウチョウ、コメボソムシクイ、ツバメ、カワウ、イソヒヨドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、コアジサシ、アオバト、キジバト、ヒヨドリ、スズメ、ムクドリ、ハシボソガラス、ハシブトガラス。
コメント
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