大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

6/10 ヨシガモ 「愛称ヨッシー」 小旅行に出る。

2015年06月10日 | Weblog
 昨日、大将から大川沿いのひょうたん池でヨシガモ♂を見た。左翼の負傷状態から、内堀に越夏中のヨシガモではないかと考え、内堀へ戻って観察したら見当たらなかったと。

 今朝、内堀をいつもより時間をかけて石垣の下部などじっくり観察していると、再び大将から、内堀で見られなかったのでひょうたん池に来ると、今もヨシガモがいるとの事。

 ひろこさんのブログ 「足の向くまま気の向くままに~~」 の写真なども確認し、この個体は内堀で越夏していたヨシガモ♂(愛称ヨッシー)に間違いないと判断。

 カモの越夏個体は基本的には飛べない個体。
 元猟友会の知人の話。カモ猟は散弾銃を使うが、急所を外れた散弾の一部が当たって、とりあえずは飛んで逃げるが、やがて力尽きておりる。

 普通はそこで命を終えるが、運よく傷が治癒して命は保ったが飛べない。偶然下りた場所で一生を終える。

 その知人とは酒の席で 「お前は地獄へ落ちる」 とわめき合って飲んでいるのだが。

 ひょうたん池は大阪城公園の内堀から直線距離にして約400メートル。ヨッシーは越夏カモでありながら多少は飛べる。
 これまでヨッシーの行動に驚かされたことが何度もある。ヨッシーは少しの飛翔能力を持っている。

 2012年の春から越夏しているが、当初は北外堀だった。それから第二寝屋川→内堀→北外堀→内堀と移動した記録がある。
 そして今回大川沿いのひょうたん池。今まで休んでいた内堀には、金色の船が走っている。

 以前この舟のバカさ加減をブログに書いたが、その事業は秋には終わるとのことで、秋にシベリアからやってくるカモには影響なさそうだと安心していた。
 しかしそこに越夏しているヨッシーを忘れていた。この舟を警戒して移動したなら申し訳ない。

 再び戻ってきてくれるだろうか。ヨッシー。
 北外堀なら、越夏仲間のホシハジロと、キンクロハジロがいる。(愛称募集中)

 日本野鳥の会ひょうごの機関紙 「コウノトリ」 の6月号が届いた。
 その中に今年のガンカモ調査の結果が出ている。それによると、兵庫県全域ではホシハジロが圧倒的に多く21,442羽。次いでスズガモ6,239羽。3位がマガモで5,112羽。4位がコガモで4,805羽。
 私の印象では、何でヒドリガモが出てこない!

 大阪府とは違う、滋賀県とも違う、和歌山とも違う。
 焼酎を片手にこれらを眺めているのは実に楽しい。発見がいっぱいある。
 ところでヨシガモの欄を見るとわずかに288羽。やはり貴重なカモだ。

 キビタキ♂1羽が梅林で観察される。6月のキビタキはこれまでも観察はあるが、少ない記録である。
 コゲラ、太陽の広場東の森と教育塔で3羽。
 ハクセキレイ、市民の森と大手前で2羽。昨日に市民の森で幼鳥2羽を大将が観察。多分大阪城公園かその近辺で営巣したのだろう。
 コサギ、1羽が上空通過。
 アオサギ1羽、第二寝屋川。

●今日の可愛い鳥たち。
 コゲラ、ハクセキレイ、カワラヒワ、シジュウカラ、カワウ、コサギ、メジロ、ツバメ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、キビタキ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
コメント (3)
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