秋の渡りは順調といったところ。明日からの三連休は台風の影響で荒れ模様。
年中休日の、いわゆるサンデー毎日の私はいいが、休みを楽しみにしていた方々には気の毒。
「いいなー、毎日休日で朝から酒飲めて」 と言われることがあるが、私も30数年間は社会のために頑張って働いてきた。
以前読んだ事がある。
イタリアだったか、町で出会ったパン屋のおやじ、おしゃれしてうれしそう。
「これから彼女と食事に行くんだ。仕事は若い者に譲った♪」
人は、生まれ持った罪を、労働によって贖罪するという考えがある。全ての人は働くことによって罪を償わないといけない。
パン屋のおやじは、数十年間パンを焼いて、無事刑期を終えて娑婆に出てきた。
自由。楽しくて仕方がない。毎日彼女とデート。
そんな意味で、私も刑期を終えている。
鳥見三昧で暮らそうと、朝から酒を飲もうと全く自由。
まだムショ暮らしの方々には、頑張ってくださいと応援するしかない。
せっかくの三連休に台風は辛いだろうと、気持ちは誰よりも分かる。
今日はキビタキが多かった。
みどりのリズム、豊国神社裏、飛騨の森、音楽堂西側上、梅林南側上桜広場、もみじ園などで、♂が4・♀が5で計9羽。白斑キビタキはなし。
しかし秋のキビタキのピークはまだ先。
「大阪城公園の野鳥 26年間の全記録」 192頁。
過去最も多かったのは2006年10月3日で29羽が記録されている。
ここ5年の最も多かった日は、
10/19・10/1・10/1・10/7・10/13。
すべて10月になってから。
今朝は比較的多かったが、本格的にキビタキが見られるのはもう少し先になるどろう。
久しぶりに城南地区人工川でカワセミに会った。
岩にとまって水面を見つめている。背のコバルトブルーは何度見ても輝いている。10メートルほど離れた場所から数十枚撮影。
写真的にどうこうではなく、トリミングしても瞳が輝いている。カワセミ素敵!と思わせる。
最近のデジカメの進歩にはただただ驚く。こんなに適当に撮影しトリミングしても細部もしっかり。
また話がそれるが、50年ほど前からカメラが趣味。ペンタックスで街を徘徊し日本カメラで年度賞を取った。
東京での表彰式。続くパーティで全国のつわものたちと会いショックを受け、伸びた鼻が折れてしまった。
「写真は自分の生き様」 私のような人生観では話にならない。恥ずかしい。足元にも及ばない。
東京から帰ってきてカメラを手にできなかった。
カメラを手にする前に、自分の生き方を検証しないといけなかった。
結局、私はカメラから離れてしまった。写真をする能力のなさを気付かされた。カメラでなく書物を持つべきだった。写真は自分の人生観が写る。
仕事が終るとネオンの街をさまよっていた。そのうち娘の影響で野鳥に出会った。
たちまちのめり込んだ。カメラは過去の経験がある。
野鳥用にニコンの800ミリF5.6の巨大なレンズ。
三脚はがっしりしているが太くて重いジッツオ。当然カーボンなんてなかった。
フィルムはコダックのKR。感度は64。あるいはフジRDP。
自分の野鳥写真が、各種の本や雑誌に採用されて原稿料も入ってくる。多少注文もくる。それで新しいカメラやレンズを買った。
シャッター速度、絞り値、その都度自分で設定してピントは手動。36枚取りフィルム1本使うと、安くて1500円ほどかかる。
360枚も撮影すると1万5千円。月に5日も出掛けるととても生活ができない。
逆に言えば、だからこそ写真や原稿の注文があった。
当時の受注の一端、「金剛山 星と自然のミュージアム」 2階への階段の横に、全倍くらいの野鳥写真が十数枚飾ってあるが、あれも当時、仕事として受けた私の作品。
今は、短いレンズを肩にかけて記録を続けている。自分の中で一つの時代が終わった。
部屋にある1万点を超えるポジフィルム、私が死んだらどうなるんだろう。終活ではないが、そろそろ考えておかないと。
コサメビタキは、豊国神社裏で1羽。
コルリ♂若、飛騨の森で1羽。昨日の個体か。
ヤブサメ1羽、飛騨の森。
サンコウチョウ、音楽堂西側上1羽。昨日は多かった。
エゾビタキ、飛騨の森1羽。
オオルリ♂ 音楽堂西側上元射撃場側。
オオタカの成鳥が一番やぐらの近くで1時間ほどとまっていたと。撮影した方の写真を見せてもらう。
オオタカ成鳥が毎日観察されている。特に近い距離でとまっている姿が多い。
警戒心が弱くなっているのか、観察・撮影しやすい。
オオタカはいよいよ 「国内希少野生動植物種」 の指定解除が近づいてきた。もちろん賛成か反対かと言えば反対であるが、対抗できるだけの考えがまとめられない。種々の思いがあって。
帰途、少年野球場横でハシブトガラスが、亀を押さえつけている。近付くとミシシッピアカミミガメが裏向けになってすでに死んでいる。
ハシブトガラスは首の辺りに嘴を差し込んで、身を引きちぎるようにして食べている。
水辺から離れた所だが。以前にもこの近くの道路上で亀を足で押さえつけているハシブトガラスを見たことがあった。
その時は亀はまだ生きていて、首などを甲羅の中に引っ込めて抵抗していた。
何故こんな場所にミシシッピアカミミガメが居たのだろう。
今日の鳥たち。
キビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワウ、コサメビタキ、コルリ、ヤブサメ、オオタカ、サンコウチョウ、エゾビタキ、コゲラ、カワラヒワ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
年中休日の、いわゆるサンデー毎日の私はいいが、休みを楽しみにしていた方々には気の毒。
「いいなー、毎日休日で朝から酒飲めて」 と言われることがあるが、私も30数年間は社会のために頑張って働いてきた。
以前読んだ事がある。
イタリアだったか、町で出会ったパン屋のおやじ、おしゃれしてうれしそう。
「これから彼女と食事に行くんだ。仕事は若い者に譲った♪」
人は、生まれ持った罪を、労働によって贖罪するという考えがある。全ての人は働くことによって罪を償わないといけない。
パン屋のおやじは、数十年間パンを焼いて、無事刑期を終えて娑婆に出てきた。
自由。楽しくて仕方がない。毎日彼女とデート。
そんな意味で、私も刑期を終えている。
鳥見三昧で暮らそうと、朝から酒を飲もうと全く自由。
まだムショ暮らしの方々には、頑張ってくださいと応援するしかない。
せっかくの三連休に台風は辛いだろうと、気持ちは誰よりも分かる。
今日はキビタキが多かった。
みどりのリズム、豊国神社裏、飛騨の森、音楽堂西側上、梅林南側上桜広場、もみじ園などで、♂が4・♀が5で計9羽。白斑キビタキはなし。
しかし秋のキビタキのピークはまだ先。
「大阪城公園の野鳥 26年間の全記録」 192頁。
過去最も多かったのは2006年10月3日で29羽が記録されている。
ここ5年の最も多かった日は、
10/19・10/1・10/1・10/7・10/13。
すべて10月になってから。
今朝は比較的多かったが、本格的にキビタキが見られるのはもう少し先になるどろう。
久しぶりに城南地区人工川でカワセミに会った。
岩にとまって水面を見つめている。背のコバルトブルーは何度見ても輝いている。10メートルほど離れた場所から数十枚撮影。
写真的にどうこうではなく、トリミングしても瞳が輝いている。カワセミ素敵!と思わせる。
最近のデジカメの進歩にはただただ驚く。こんなに適当に撮影しトリミングしても細部もしっかり。
また話がそれるが、50年ほど前からカメラが趣味。ペンタックスで街を徘徊し日本カメラで年度賞を取った。
東京での表彰式。続くパーティで全国のつわものたちと会いショックを受け、伸びた鼻が折れてしまった。
「写真は自分の生き様」 私のような人生観では話にならない。恥ずかしい。足元にも及ばない。
東京から帰ってきてカメラを手にできなかった。
カメラを手にする前に、自分の生き方を検証しないといけなかった。
結局、私はカメラから離れてしまった。写真をする能力のなさを気付かされた。カメラでなく書物を持つべきだった。写真は自分の人生観が写る。
仕事が終るとネオンの街をさまよっていた。そのうち娘の影響で野鳥に出会った。
たちまちのめり込んだ。カメラは過去の経験がある。
野鳥用にニコンの800ミリF5.6の巨大なレンズ。
三脚はがっしりしているが太くて重いジッツオ。当然カーボンなんてなかった。
フィルムはコダックのKR。感度は64。あるいはフジRDP。
自分の野鳥写真が、各種の本や雑誌に採用されて原稿料も入ってくる。多少注文もくる。それで新しいカメラやレンズを買った。
シャッター速度、絞り値、その都度自分で設定してピントは手動。36枚取りフィルム1本使うと、安くて1500円ほどかかる。
360枚も撮影すると1万5千円。月に5日も出掛けるととても生活ができない。
逆に言えば、だからこそ写真や原稿の注文があった。
当時の受注の一端、「金剛山 星と自然のミュージアム」 2階への階段の横に、全倍くらいの野鳥写真が十数枚飾ってあるが、あれも当時、仕事として受けた私の作品。
今は、短いレンズを肩にかけて記録を続けている。自分の中で一つの時代が終わった。
部屋にある1万点を超えるポジフィルム、私が死んだらどうなるんだろう。終活ではないが、そろそろ考えておかないと。
コサメビタキは、豊国神社裏で1羽。
コルリ♂若、飛騨の森で1羽。昨日の個体か。
ヤブサメ1羽、飛騨の森。
サンコウチョウ、音楽堂西側上1羽。昨日は多かった。
エゾビタキ、飛騨の森1羽。
オオルリ♂ 音楽堂西側上元射撃場側。
オオタカの成鳥が一番やぐらの近くで1時間ほどとまっていたと。撮影した方の写真を見せてもらう。
オオタカ成鳥が毎日観察されている。特に近い距離でとまっている姿が多い。
警戒心が弱くなっているのか、観察・撮影しやすい。
オオタカはいよいよ 「国内希少野生動植物種」 の指定解除が近づいてきた。もちろん賛成か反対かと言えば反対であるが、対抗できるだけの考えがまとめられない。種々の思いがあって。
帰途、少年野球場横でハシブトガラスが、亀を押さえつけている。近付くとミシシッピアカミミガメが裏向けになってすでに死んでいる。
ハシブトガラスは首の辺りに嘴を差し込んで、身を引きちぎるようにして食べている。
水辺から離れた所だが。以前にもこの近くの道路上で亀を足で押さえつけているハシブトガラスを見たことがあった。
その時は亀はまだ生きていて、首などを甲羅の中に引っ込めて抵抗していた。
何故こんな場所にミシシッピアカミミガメが居たのだろう。
今日の鳥たち。
キビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワウ、コサメビタキ、コルリ、ヤブサメ、オオタカ、サンコウチョウ、エゾビタキ、コゲラ、カワラヒワ、コサギ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。