大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ミコアイサ、カンムリカイツブリ。 2022.2.7

2022年02月07日 | Weblog
 朝は手先が冷たくて手袋が欲しかった。しばらく歩いている内に暖かくなってきて忘れている。

 ツミは昨日から見られていない。結局1/15~2/5まで22日間滞在した。
 鬼が笑う話しだが、これだけの期間ツミが見られたので、来年正月発表の2022年十大ニュースに入るのは確実だろう。

 前にも書いたが、私のツミ観察の大部分は秋の渡りの時なのでハチクマやサシバと同じ夏鳥の印象が強い。
 しかし実際は、夏鳥または留鳥となっている。冬が近づくと、何割くらいが日本を後にして東南アジア方面に出掛け、何割くらいが日本に残って暮らすのだろうか興味がある。

 撮影も2回出来たので一安心だが、人の欲はとまらない。空抜けでなく緑の背景で撮影したかったとか、羽を広げて飛んでいる姿も撮影しかったとか。でも行ってしまった。さようならツミ。ありがとうツミ。

・ミコアイサ 1羽 東外堀。いつもと変わらず。60日目。恐れていた堀の清掃ボートがとうとう東外堀に。明日以降観察されるだろうか。
 
・カンムリカイツブリ 1羽 東外堀。2/4から滞在中。しかしミコアイサと同様に東外堀にボートが入ったことで飛去しないか心配。堀の清掃は分かるが時期を考えてほしい。

・トラツグミ 1羽 一番やぐら前柵の中。1/15から断続的に観察されている。今年は寅年だった。

・トビ 1羽 北外堀天端から西側のかなり上空をゆっくり円を描いて帆翔。さすがに、この高度になるとカラスのモビングもない。

・モズ ♀2羽 太陽の広場東の森、梅林。梅林のベンチに座っておでんをあてに飲んでいると、モズが飛んできてとまる。ちょうど枝の間に抜けてすっきり見える。ベンチに座ったままカメラを向ける。ずぼらカメラマン。
 梅林のモズ。悪くない。ただし梅がごく一部パラパラ咲いているだけ、これが半分以上咲いていたら、梅花とモズのいい写真が撮れて酒が一段と旨くなるところ。

・オカヨシガモ 12羽 南外堀、内堀
・ヨシガモ 1羽 内堀。美しい♂
・ヒドリガモ 84羽 すべての堀
・マガモ 15羽 人工川、西外堀、内堀、北外堀
・カルガモ 3羽 内堀、北外堀
・ハシビロガモ 108羽 内堀、北外堀
・コガモ 6羽 東外堀、南外堀、内堀
・ホシハジロ 148羽 南外堀、内堀、北外堀。西外堀に全く見られないのはどうしたのだろう。いつも一緒にいた雑種もいない。
・キンクロハジロ 186羽 東外堀、南外堀、内堀、北外堀。西外堀に何かあったのか。

・オオバン 61羽 すべての堀と第二寝屋川。第二寝屋川は16羽と多かった。
・カイツブリ 6羽 東外堀、南外堀
・カワウ 7羽 南外堀
・ハクセキレイ 9羽 太陽の広場東の森、市民の森、南外堀ほか
・アオサギ 3羽 北外堀
・ゴイサギ 4羽 北外堀

・ジョウビタキ 4羽 ♂内堀、♀みどりのリズム、南外堀、飛騨の森
・シロハラ 22羽 各所で目につく。木の上より地面での行動が目立ってきた。
・ツグミ 15羽 各所
・ウグイス 2羽 修道館横、豊国神社東
・その他、シジュウカラ、メジロ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。

■■トラツグミ(2011.1.9 豊国神社東側)
 公園への車の進入が難しくなってきた。当初は早朝なら自由に入る事ができて、出るのは京橋口だった。徐々に規制が強くなり、城南地区に駐車場ができてからは一段と厳しくなった。仕方ないだろう。
 現在のマンションに転居する条件に、大阪城公園へ徒歩の距離としていた。カメラと双眼鏡をリュックサックに詰めて、私の早い足では15分で大阪城公園に着く。自転車という手もあるが、出し入れなどが面倒で歩く方が楽でいい。
 3時間4時間と園内を歩きまわるのだから、その程度はたいした負担ではない。車が必要な時は駐車場に入れればいいのだから。
 徒歩なら、そのまま京橋へ行く事もできる。ただし、夏になると観察もほどほどにビールを飲んでしまう可能性がある。
 まぁいいか。観察記録のポイントは十分に身についている。情報を集めることもできる。無理をしないで気楽にやるのが一番。古希までは続ける。そして本にまとめる。これが最後の目標。
豊国神社東側で滞在中のトラツグミが飛び上がって木にとまった。
コメント
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