今朝も五月晴れ。
今日は遅めにやってくる鳥たちでにぎわう。
○始めはホトトギス。
市民の森、みどりのリズム、太陽の広場東の森と各所で 「テッペンンカケタカ・テッペンカケタカ」 と大きな声を響かせる。
この声を耳にすると思い浮かぶ、小倉百人一首の句。
「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる」
○次にジュウイチ。
今期は本種が多い。これまで5/3、5/4、5/5、5/8、5/11。そして今日。 主に太陽の広場東の森で、激しく 「ジュウイチイ・ジュウイチイ」 声が響く。
撮影された鳥友の写真では、胸に縦斑が確認できる。 いわゆる幼鳥。
幼鳥の表現はかなりあいまい。普通は、「その春に生まれたヒナが、秋の換羽をするまでの鳥」 ということになる。 ゆえに幼鳥が見られるのは秋。
だから春の渡りに幼鳥が見られるのは理解できない。この個体もつい先日、生まれた訳ではない。昨年の春から初夏に生まれたのだ。 つまり1年は過ぎている。
こんな場合、若鳥とか亜成鳥とかという事が多い。 だからと言って繁殖する能力がないのではない。
過去、春の渡りで胸に縦斑のある個体は観察されている。私はその都度、幼鳥と表現することが気になっている。しかしそう解説している図鑑も多い。私も結論に至らないので、同じ事をくり返している。
○サンコウチョウ!
今月9日にサンコウチョウ、フィーバーがあった。一日に7羽も観察されたのだ。ビルや高速道に囲まれた、都会の中の公園で。
今日は、太陽の広場東の森♂1羽。市民の森♂1羽。みどりのリズム♀1羽。愛の森♂1羽。本丸日本庭園池でも見られたとの情報。
今期はオオルリやキビタキの渡りは、ぼちぼちの印象だったが、他の鳥はなかなか面白い結果。
○ムシクイが多い。
大きな集団が通過していると思われる。サンコウチョウなどを探して樹頂部を見上げていると、次々と目に入るムシクイたち。
大阪の各地の公園などでも、今日はムシクイが多く観察されていると思う。
高い所を動いているのは、とても識別できない。しかし鳴いてくれるのも多く、センダイムシクイは各所で9羽。エゾムシクイは3羽。メボソムシクイは6羽。そしてオオムシクイは梅林南側上桜広場で1羽。
ムシクイ4姉妹がそろった。
○サメ3兄弟のうち。
沖縄復帰の森でサメビタキ。先に観察している女性に教えていただいた。
サメビタキは10日の日曜日にも、この沖縄復帰の森で観察されている。同じ個体かどうかは分からないが、春のサメビタキは大変少なく貴重。
コサメビタキは、天守閣東配水池に北側で1羽。コサメビタキにしては珍しく枝先で動かない。じっくり観察できた。
私の頭には、春と秋でコサメビタキの印象は違う。羽衣がかなり違う。換羽の関係だと思うが、秋は雨覆や風切の羽縁が白く目立つ。春は目立たないと。
でもこの個体は、春なのに秋と同じように羽縁が白く目立っていた。
○マミジロ♪♪
音楽堂西上の通路でマミジロの♀と出合う。今朝は他所でいろいろ出ているせいか、この場所は静かで誰もいない。
通路の柵の下から出てきたマミちゃん(マミジロの♀) 少しづつ近づく。でもいきなり飛んで逃げたりしない。
こんな時、私は心の中で声をかける 「マミちゃん。心配しなくていいよ。大丈夫だから。いい子、いい子」
結局マミちゃんは10メートルほど先で、のんびり採餌して私を許してくれた様子。 そっとカメラを向けるが暗い。シャッター速度は20分の1。
50年を超えるカメラ歴の私でも、600ミリ手持ちでは限界。取りあえず50枚ほどシャッターを切る。感度は800。次にマイナス1補正。これでシャッター速度は倍になる。
それでもブレは簡単ではない。ただただシャッターを切る。つまりこの状況では、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦。
そう言えば先日、例の彼が一杯飲むとブレ防止。とか言ってた。確かに、今焼酎の湯割りがあれば、ピタッと止まったりして(笑)
○その他。
第二寝屋川でコアジサシ1羽。
みどりのリズムでキビタキ♂1羽。
コルリ♂、市民の森。
※追加情報=ジュウイチは2羽だったと。太陽の広場東の森にコサメビタキ。
●今日の魅力的な鳥たち。
センダイムシクイ、ホトトギス、ジュウイチ、コルリ、アオバト、シジュウカラ、サンコウチョウ、キビタキ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、メジロ、マミジロ、サメビタキ、オオムシクイ、ヨシガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、コサメビタキ、コアジサシ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
今日は遅めにやってくる鳥たちでにぎわう。
○始めはホトトギス。
市民の森、みどりのリズム、太陽の広場東の森と各所で 「テッペンンカケタカ・テッペンカケタカ」 と大きな声を響かせる。
この声を耳にすると思い浮かぶ、小倉百人一首の句。
「ほととぎす 鳴きつる方を 眺むれば ただ有明の 月ぞ残れる」
○次にジュウイチ。
今期は本種が多い。これまで5/3、5/4、5/5、5/8、5/11。そして今日。 主に太陽の広場東の森で、激しく 「ジュウイチイ・ジュウイチイ」 声が響く。
撮影された鳥友の写真では、胸に縦斑が確認できる。 いわゆる幼鳥。
幼鳥の表現はかなりあいまい。普通は、「その春に生まれたヒナが、秋の換羽をするまでの鳥」 ということになる。 ゆえに幼鳥が見られるのは秋。
だから春の渡りに幼鳥が見られるのは理解できない。この個体もつい先日、生まれた訳ではない。昨年の春から初夏に生まれたのだ。 つまり1年は過ぎている。
こんな場合、若鳥とか亜成鳥とかという事が多い。 だからと言って繁殖する能力がないのではない。
過去、春の渡りで胸に縦斑のある個体は観察されている。私はその都度、幼鳥と表現することが気になっている。しかしそう解説している図鑑も多い。私も結論に至らないので、同じ事をくり返している。
○サンコウチョウ!
今月9日にサンコウチョウ、フィーバーがあった。一日に7羽も観察されたのだ。ビルや高速道に囲まれた、都会の中の公園で。
今日は、太陽の広場東の森♂1羽。市民の森♂1羽。みどりのリズム♀1羽。愛の森♂1羽。本丸日本庭園池でも見られたとの情報。
今期はオオルリやキビタキの渡りは、ぼちぼちの印象だったが、他の鳥はなかなか面白い結果。
○ムシクイが多い。
大きな集団が通過していると思われる。サンコウチョウなどを探して樹頂部を見上げていると、次々と目に入るムシクイたち。
大阪の各地の公園などでも、今日はムシクイが多く観察されていると思う。
高い所を動いているのは、とても識別できない。しかし鳴いてくれるのも多く、センダイムシクイは各所で9羽。エゾムシクイは3羽。メボソムシクイは6羽。そしてオオムシクイは梅林南側上桜広場で1羽。
ムシクイ4姉妹がそろった。
○サメ3兄弟のうち。
沖縄復帰の森でサメビタキ。先に観察している女性に教えていただいた。
サメビタキは10日の日曜日にも、この沖縄復帰の森で観察されている。同じ個体かどうかは分からないが、春のサメビタキは大変少なく貴重。
コサメビタキは、天守閣東配水池に北側で1羽。コサメビタキにしては珍しく枝先で動かない。じっくり観察できた。
私の頭には、春と秋でコサメビタキの印象は違う。羽衣がかなり違う。換羽の関係だと思うが、秋は雨覆や風切の羽縁が白く目立つ。春は目立たないと。
でもこの個体は、春なのに秋と同じように羽縁が白く目立っていた。
○マミジロ♪♪
音楽堂西上の通路でマミジロの♀と出合う。今朝は他所でいろいろ出ているせいか、この場所は静かで誰もいない。
通路の柵の下から出てきたマミちゃん(マミジロの♀) 少しづつ近づく。でもいきなり飛んで逃げたりしない。
こんな時、私は心の中で声をかける 「マミちゃん。心配しなくていいよ。大丈夫だから。いい子、いい子」
結局マミちゃんは10メートルほど先で、のんびり採餌して私を許してくれた様子。 そっとカメラを向けるが暗い。シャッター速度は20分の1。
50年を超えるカメラ歴の私でも、600ミリ手持ちでは限界。取りあえず50枚ほどシャッターを切る。感度は800。次にマイナス1補正。これでシャッター速度は倍になる。
それでもブレは簡単ではない。ただただシャッターを切る。つまりこの状況では、下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる作戦。
そう言えば先日、例の彼が一杯飲むとブレ防止。とか言ってた。確かに、今焼酎の湯割りがあれば、ピタッと止まったりして(笑)
○その他。
第二寝屋川でコアジサシ1羽。
みどりのリズムでキビタキ♂1羽。
コルリ♂、市民の森。
※追加情報=ジュウイチは2羽だったと。太陽の広場東の森にコサメビタキ。
●今日の魅力的な鳥たち。
センダイムシクイ、ホトトギス、ジュウイチ、コルリ、アオバト、シジュウカラ、サンコウチョウ、キビタキ、エゾムシクイ、メボソムシクイ、メジロ、マミジロ、サメビタキ、オオムシクイ、ヨシガモ、カルガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、アオサギ、コサメビタキ、コアジサシ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
実は私には、まだバーダー6月号が届いていないのです。
掲載は、先の「さいじゅん」さんのコメントで知ったのですが。まだ届かないのは住所の関係なのかと。早く見たい!
デジタルカメラのない頃は、印刷原稿などに使う場合は、ポジフィルムが必要で、感度も低いし露出のラチチュードも非常に狭く、苦労しました。
ランニングコストも高く、今のように連写なんてあえりえない。すぐに万単位のお金が消えてしまいます。
1回のシャッターに精神を込めて押していたように思います。懐かしい♪
オジロビタキの記事読みました。
いろんな考えがあるようで、興味津々です。
ロシアのあの地域には、野鳥の研究者やバーダーがそれほどいないのでしょう。
やがて、5年後か20年後か分かりませんが、ウラルオジロビタキなるものが・・・となれば、心躍る気持ちですが、多分私はあの世から見ていることに。
お早うございます。
いつもありがとうございます。
実は、まだBirder 6月号を見ていないのですが、当時は、大阪城公園の記録を主に活動しながらも、珍鳥情報にも時々出かけていました。
私もただただ絶句でした。