今日も天気予報を読み違えた。雨雲レーダーの動きを見て6時ごろに家を出た。道は濡れているが、雨は上がっている。これからどんどん明るくなって、日差しも出てくるだろう。
ところが読み間違い。雨が降ってきた。豊国神社で雨宿り、大手前の売店の軒先で雨宿り、大手門で雨宿り、青屋門で雨宿り・・・・。
雨宿り時は、することがない。頭の中でいろいろな思いがめぐる。
少し小降りになっては歩き出す。
月形半平太。「春雨じゃ濡れて行こう」
このセリフ、若い人はまったく知らないだろう。40代より上なら知っているかも。
幕末の京都、長州藩士の月形半平太の恋と剣の物語。その中の有名なセリフ。
二人が時間を過ごして、表に出ると小雨。
舞子が傘をさしかけて言う 「月様、雨が」
彼が言う 「春雨じゃ濡れて行こう」
すっと、こんな言葉が出る男、並みじゃない!
いつの時代もそう、粋でプライドを持っていないと男ではない。男はプライドを守るためには人も殺す。昔の任侠やくざの世界。今の暴力団は論外。
普段酒飲みでふらふらしている男に見られているだろうが、プライドを傷ける行為は許さない。それが俺の矜持。
みどりのリズムで 「キョロッ」 声がする。
一番に頭に浮かぶのはマミジロ。でも声だけで識別すると間違う恐れがある。
声の方を探すと、木々の先の空いた間の枝にとまっているのを見つける。双眼鏡で見ても、曇り空、逆光、林の中。条件が悪くて。
少なくともアカハラではない。
こんな時デジタルカメラが役立つ。感度をISO 12800に上げる。プラス2補正。十数枚撮影しモニターで最大にして確認。マミジロ♂。若い個体だ。
大型ツグミは声がいい、基本 「カキクケコ」の 「キ」 で歌う。
キョロリー、キョロン、キョローン、キョキョッ、コキョコキョー、カッキヨッー、ケッロッリーッ。などなど。文字にするのは難しいが雰囲気で。
アカハラ、マミジロ、多分ツグミやシロハラも、なのに、クロツグミだけが 「森の歌い手」 などと称賛されるのか。
それは歌い方の違い。簡単にすると、マミジロは 「キョロン・ツリーッ」
アカハラは、「キョロン・キョロン・ツリッー」 とマミジロはキョロンが1回。アカハラは2回。
ところがクロツグミは、カキクケコを全部使って長く歌い上げる。「キョローン・キョローン・ケキコキコーツリ・ココキュッツー・ケキョッツー」 つまり声や音質でなく歌い方の違い。
マミジロだって、あの声で長く歌い続けたら 「森の歌手」 とか言われていたに違いない響きのある声。
今朝は結局、雨宿りを繰り返しながら、とりあえず基本コースを早足で回って帰宅。大将から梅林でオオヨシキリと。
大阪を2分した都構想の投票が終わった。賛否ほぼ5分5分。
今の私は大阪城公園の事。大都市の中の緑の塊が果たす役割の重要性を理解すべき。数十年後、気付いても間に合わない。
バリアフリー。人の集まる施設には階段の横にスロープがある。最近の施設なら初めから設計、デザインに入っている。障害者や年寄が使いやすいように。
古い建物は後から無理にスロープを付けている。使いにくい、見た目も悪い。何故なら、当初の設計思想に入っていなかったから。
今、大きな都市の設計には野鳥を入れるべきと言うのが私の考え。
気づいて後からでは無理。野鳥の世界はもっとはるか昔から地球に生きている。地球がダメになる、ヒトが生きていけるのか。
ぎりぎりになって、あわてて追加スロープを作らないよいうに。
気づいてほしい。大きな都市には、空間のある緑が必要。決して無駄ではない。いずれ分かる。地球規模のことで分かる。
私はもうこの歳まで好きに生きてきたからいい。でも子や孫や世界の子供たちの未来のために。よろしく。
●今日の鳥たち。
マミジロ、シジュウカラ、コゲラ、オオヨシキリ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
ところが読み間違い。雨が降ってきた。豊国神社で雨宿り、大手前の売店の軒先で雨宿り、大手門で雨宿り、青屋門で雨宿り・・・・。
雨宿り時は、することがない。頭の中でいろいろな思いがめぐる。
少し小降りになっては歩き出す。
月形半平太。「春雨じゃ濡れて行こう」
このセリフ、若い人はまったく知らないだろう。40代より上なら知っているかも。
幕末の京都、長州藩士の月形半平太の恋と剣の物語。その中の有名なセリフ。
二人が時間を過ごして、表に出ると小雨。
舞子が傘をさしかけて言う 「月様、雨が」
彼が言う 「春雨じゃ濡れて行こう」
すっと、こんな言葉が出る男、並みじゃない!
いつの時代もそう、粋でプライドを持っていないと男ではない。男はプライドを守るためには人も殺す。昔の任侠やくざの世界。今の暴力団は論外。
普段酒飲みでふらふらしている男に見られているだろうが、プライドを傷ける行為は許さない。それが俺の矜持。
みどりのリズムで 「キョロッ」 声がする。
一番に頭に浮かぶのはマミジロ。でも声だけで識別すると間違う恐れがある。
声の方を探すと、木々の先の空いた間の枝にとまっているのを見つける。双眼鏡で見ても、曇り空、逆光、林の中。条件が悪くて。
少なくともアカハラではない。
こんな時デジタルカメラが役立つ。感度をISO 12800に上げる。プラス2補正。十数枚撮影しモニターで最大にして確認。マミジロ♂。若い個体だ。
大型ツグミは声がいい、基本 「カキクケコ」の 「キ」 で歌う。
キョロリー、キョロン、キョローン、キョキョッ、コキョコキョー、カッキヨッー、ケッロッリーッ。などなど。文字にするのは難しいが雰囲気で。
アカハラ、マミジロ、多分ツグミやシロハラも、なのに、クロツグミだけが 「森の歌い手」 などと称賛されるのか。
それは歌い方の違い。簡単にすると、マミジロは 「キョロン・ツリーッ」
アカハラは、「キョロン・キョロン・ツリッー」 とマミジロはキョロンが1回。アカハラは2回。
ところがクロツグミは、カキクケコを全部使って長く歌い上げる。「キョローン・キョローン・ケキコキコーツリ・ココキュッツー・ケキョッツー」 つまり声や音質でなく歌い方の違い。
マミジロだって、あの声で長く歌い続けたら 「森の歌手」 とか言われていたに違いない響きのある声。
今朝は結局、雨宿りを繰り返しながら、とりあえず基本コースを早足で回って帰宅。大将から梅林でオオヨシキリと。
大阪を2分した都構想の投票が終わった。賛否ほぼ5分5分。
今の私は大阪城公園の事。大都市の中の緑の塊が果たす役割の重要性を理解すべき。数十年後、気付いても間に合わない。
バリアフリー。人の集まる施設には階段の横にスロープがある。最近の施設なら初めから設計、デザインに入っている。障害者や年寄が使いやすいように。
古い建物は後から無理にスロープを付けている。使いにくい、見た目も悪い。何故なら、当初の設計思想に入っていなかったから。
今、大きな都市の設計には野鳥を入れるべきと言うのが私の考え。
気づいて後からでは無理。野鳥の世界はもっとはるか昔から地球に生きている。地球がダメになる、ヒトが生きていけるのか。
ぎりぎりになって、あわてて追加スロープを作らないよいうに。
気づいてほしい。大きな都市には、空間のある緑が必要。決して無駄ではない。いずれ分かる。地球規模のことで分かる。
私はもうこの歳まで好きに生きてきたからいい。でも子や孫や世界の子供たちの未来のために。よろしく。
●今日の鳥たち。
マミジロ、シジュウカラ、コゲラ、オオヨシキリ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。