大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

5/8 ジュウイチ、コルリなど。

2015年05月08日 | Weblog
 快晴、新緑の中を歩く。
 静かな林だったが、少しづつさえずりが聞こえ始める。 ジュウイチが天守閣東配水池で鳴いて、梅林の方へ飛んだと聞く。彼は声が大きいから、かなり離れた場所でも聞こえることがよくある。

 注意しながら回ったが聞けなかった。今春ジュウイチは、5/3・5/4・5/5、そして今朝と合わせて4回。大阪城公園でのトケンの中では少ない種なのに。
 今春は、これまでツツドリが1回記録されたのみ。なのにジュウイチは4回。カッコウ、ホトトギスはゼロ。

 年によって大きく違う。不思議。面白い。だから何年通っても飽いたりしない。いつも、いつも、私の大阪城の鳥は新鮮。 ホトトギスもそのうちやって来る。
 彼もジュウイチと同じで声が大きい。姿は見えなくても声で分かる。

 ハシボソガラスが非常に少ないと書いた。すると今朝はみどりのリズムで2羽。大阪城ホールで1羽と出合った。大阪城ホールでは、道路で何かを捕え、私が歩いてきたのでくわえて近くの木に。

 5センチほどのものを足で押えて食べようとしている。缶詰を開けるのに回りをぐるっと切るような動き、アワビの実を出すのに、周りにナイフをいれて取り出そうとする動き。

 ミドリガメだ。大きくなるとミシシッピアカミミガメ。 
 甲羅の中に身を小さくしていたんだろう。しかしハシボソガラスの嘴には勝てず。やがて首を引っ張り出されて、だらんと伸びる。

 北外堀では、1.5メートルを超えるヘビが石垣沿いに泳ぐ。ヘビは年に1~2回は目にする。 詳しくないがシマヘビではないだろうか。
 大阪城公園のヘビの調査記録を調べたが、特には無いようだ。

 こんな時、心がうずく! 
 「えー!今まで記録はないのか?」
 「観察している人はいないのか?」

 俺がやりたい! となる。同じ理由で 「大阪城公園の鳥の記録」 を始めたのだが、まだ完成していない。ヘビまで手が回らない。
 でも、誰もやっていないと知ると、たまらなくやりたい。 日本中のヘビなら無理。でも大阪城公園なら10年もあれば多分できる。

 JR大阪城公園駅の道路で 「ねずみ捕り」 スピード違反の取り締まりをしている。以前はもう1本東の道路でよくやっていたが、1年ほど前からだろうか、ここでやるようになった。
 多い時は毎週のようにやってるのではないか。

 森ノ宮の交差点を北へ、左は大阪城公園、右はJR環状線。人家も店舗もなし。信号なし渡る人もいない。
 そんな場所に罠が。制限速度で走っている車を見たことがない。気をつけよう!

 飛騨の森でマミジロ♂が撮影されている。朝の6時半ごろだったそうだ。
 コルリは♂と♀が植え込みの中に。動くシルエットはかろうじて見えるが、なかなかスッキリと見えない。撮影された方のモニターを見せてもらう。

 ノゴマだヤブサメだとの情報があったが、見せてもらったかぎり、コルリの♂♀。それ以外にもいるなら・・・。市民の森でコルリ♂との話も伝わる。

 メボソムシクイが増えた。みどりのリズムと豊国神社裏で計3羽。これが来ると渡りの終わり! もうちょっと待ってくれー!
 エゾムシクイは、音楽堂西上。
 センダイムシクイは、梅林南側上。

 第二寝屋川の上を飛ぶ鳥。「?」 目で追うとホテルニュー大谷の部屋のてすりにとまる。ホテルの部屋に双眼鏡は向けにくいが、素早く観察すると、やはり。イソヒヨドリだ。
 青と、エンジ色がはっきり見える。

 イソヒヨドリは海岸の岩場でよく見るが、最近は内陸でも普通に見られる。もともとこの鳥は、英語では、青い岩場の鳥で、海は出てこない。
 学名でも、Monticola solitarius (モンティコーラ ソリタリウス) で、直訳すると、 「孤独な山の鳥」 となるらしい。海どころか山が出てくる。

 内陸部で見られて当然。和名になぜ磯と付けたのか? ツグミの仲間なのに何故ヒヨドリと付けたのか?

 ツバメは、沖縄復帰の森と北外堀の上を飛翔計2羽のみ。
 キビタキは、太陽の広場東の森、市民の森、梅林南側上、元博物館、天守閣東配水池などで♂8・♀3の計11羽。
 オオルリは、市民の森、太陽の広場東の森で♀。

 アカハラは、市民の森で3羽。「キョロン・キョロン・チリーッ」 と典型的な鳴き声。多分そうだろうと探し樹頂部で確認。
 シロハラは、市民の森1羽。
 アオバトは、弓道場と天守閣東配水池。

※追加情報=市民の森、イカル、コルリ♂2・♀1、マミチャジナイ。愛の森、コルリ♀1。飛騨の森ノゴマ♂1。人工川、オオヨシキリ。

●今日の素晴らし鳥たち。
 シジュウカラ、メボソムシクイ、キビタキ、アカハラ、オオルリ、シロハラ、アオバト、ジュウイチ、エゾムシクイ、メジロ、ツバメ、カワウ、コサギ、コルリ、センダイムシクイ、ヨシガモ、カルガモ、アオサギ、マミジロ、イソヒヨドリ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ、イカル、マミチャジナイ、ノゴマ、オオヨシキリ。
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5/6 「林床に マミジロ二つ... | トップ | 5/10 「宴の後」 みたい。... »

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

Weblog」カテゴリの最新記事