大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

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5/13 台風一過。 薫風の中。

2015年05月13日 | Weblog
 春の渡りの終盤。この時期はトケンやサンコウチョウなどが期待できる。サンコウチョウは、先日乱舞があった。この後はどうだろうか。

 今朝はホトトギスとカッコウを期待して林の中を歩いたが・・・。

 先日の沖縄復帰の森のジュウイチは、その後市民の森に移動し、夕刻6時過ぎに最後のさえずりを聞かせたと大将。

 春の渡りでトケンが遅いのははっきりした理由がある。 
 この仲間は、抱卵したり育雛したりしない。托卵し仮親に育てさせる。
 つまり、早く来ても意味がない。托卵相手が巣作りして卵を産んだ頃に到着すればいい。

 本能といえ凄い行為。仮親は托卵されたヒナも自分の子と思って、必死になって育てる。やがて自分の数倍の大きさになっても頑張って餌を与える。

 トケンの親は、卵を産み付けたら後は知らん顔。わが子が大きくなって秋には東南アジア方面に渡らないといけない。

 秋になると子どもたちは、親の案内もなしに、行ったこともない、見た事もない、どこにあるか分からない、南に向かって旅立つ。

 中島みゆきの歌 「最後の女神」 の歌詞
 ♪ まだ見ぬ陸を信じて 何故に鳥は海をゆけるの ♪

 本当に何を信じたら行けるのか・・・見た事もないところへ
 この歌は男と女の心か。愛した相手の本当の心は分からない。でも信じて進む。まだ見ぬ愛を信じて海をゆく。行先に陸があることを信じて。

 この季節。こんな事を思いながら、薫風香る林の中を一人歩く。好きな時間。
 たとえ鳥たちに会えなくても。まだ見ぬ夢を信じて。

 第二寝屋川をコアジサシが1羽。水中に飛び込むが捕れたかどうか。
 市民の森で、キビタキ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、アオバト、イカルのさえずり。
 社会運動顕彰塔でカワラヒワのさえずり。

 人工川でアオサギが、例の日光浴のポーズ。カメラを向けても気にしない。座禅の僧みたい。全く私を無視。

●今日の可愛い鳥たち。
 ハクセキレイ、コアジサシ、カワウ、センダイムシクイ、エゾムシクイ、アオバト、イカル、キビタキ、シジュウカラ、メジロ、カワラヒワ、アオサギ、カルガモ、ヨシガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、キジバト、ハシボソガラス、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
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