鳥は多くない。カメラマンも多くない。時期的にこれが普通なのだが、秋の渡りの賑わいが頭に残っているうちは寂しい。
山野の鳥だけでなく、何故かカモたちも少ない。
先日キクイタダキがノースロップの森で観察されたことから、それは何?場所はどこ?等の問い合わせが数件あった。
場所は沖縄復帰の森から西へ、道を超えて南外堀までの間。南の端の方には、ノースロップの森との小さな表示と説明がある。
数十年前にこれを読んだことがあった。しかし日本の緑化に尽くしてくれた人くらいの記憶しかない。
〇ノースロップの森
アメリカの教育家 B・G ノースロップ博士 (1898年没) は、自然を愛し、木を植えることが、子供の性格を作る上に良い影響を与えるという考えのもとに、植樹運動の普及に務め、明治28年には 78歳の高齢にもかかわらず来日され全国にこの運動を広めた。
第二次世界大戦後、日本では緑の週間が始まり、植樹行事が盛んになるにつれ、ノースロップ博士の業績が改めて認められることになってきた。
大阪市では緑化100年運動10周年を契機として一層緑化事業を推進するにあたり、大阪城に “けやき“ を初め多数の木を植え博士を偲び 「ノースロップの森」 と名付けた。 昭和49年5月 大阪市
明治時代に日本の近代化のために尽くされた外国の学者は多い。クラーク博士を知らない人はいない。Boys Be Ambitious(少年よ、大志を抱け) は学校でも習ったような気がする。
それに比べるとノースロップ博士は知られていない。しかし今回ネットで調べると全国に 「ノースロップの森」 がある事を知った。感謝と尊敬の気持ちで暖かくなった。
● ウソ 豊国神社裏1羽 亜種ウソが撮影されモニターを見せてもらう。特別に珍しい鳥ではないが、大阪城公園では少ない。一般的に亜種アカウソが多いとの説もありいつも気になる。パソコンで詳細に確認すれば、判断できる場合もあると思う。
● ツグミ 13羽 市民の森、西外堀ほか。小群が飛び回る姿は大型ツグミで、本種ではないかと思う。
● ウグイス 4羽 音楽堂西側上、豊国神社裏ほか
● アオジ 4羽 音楽堂西側上ほか
● ヤマガラ 3羽 西外堀、市民の森
● ジョウビタキ 2羽 豊国神社裏、梅林
● アカハラ 1羽 市民の森石の水場に下りてきたとのこと
● モズ 2羽 梅林♀、豊国神社裏 高鳴きも
● シロハラ 1羽 梅林
水辺の鳥も多くない。
● オカヨシガモ 4羽 西外堀
● ヨシガモ 2羽 内堀
● ヒドリガモ 92羽 東外堀、西外堀、北外堀この時期にしては減少するのは不思議。堀の清掃ボートも入っていないようだし。
● マガモ 5羽 西外堀
● カルガモ 7羽 人工川、西外堀
● ハシビロガモ 59羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
● コガモ 9羽 人工川、内堀
● ホシハジロ 4羽 北外堀 これからか?まだまだ少ない
● キンクロハジロ 30羽 南外堀、西外堀、北外堀
● オオバン 35羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
● カイツブリ 4羽 南外堀
● カンムリカイツブリ 1羽 南外堀
● ハクセキレイ 6羽 人工川ほか
● コサギ 1羽 人工川
★本日の観察種
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ツグミ、ウグイス、アオジ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハクセキレイ、コサギ、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ、ウソ、アカハラ、モズ、シロハラ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
■■ウ ソ(1992.11.14 梅林南側上)
玲子さんからウソを見たと電話をいただき、翌日教えられた辺りを歩いていると、突然 「フィー」と大きな声が聞こえた。一瞬のことだったためウソの鳴声のようでもあり人工的な音のようにも思えて判断に迷った。
声の聞こえた付近のアキニレを探していると、食べかすを嘴いっぱい付けてもぐもぐしている1羽のウソの♀を見つけた。
見られている事を気にせず一生懸命に食べている様子はまるで子供が遊んでいるようで親しみを感じる。しばらくして、少し離れたところから呼びかけるように「フィーフイー」と盛んに鳴く声がして、呼答するように「フィーフイー」と鳴き合うと♂が飛び出してきた。
しばらくお互いの安全を確かめるように、つかず離れずアキニレをもぐもぐしていたが、やがて寄り添うように飛び去った。
名前が面白くウソが出たと話すと「嘘」と返事され、「本当」と答える。というのはよく使われる話。
ウソの語源は、鳴き声が口笛を「うそぶく」如くだからとか、空から聞こえる鳴き声が琴の音に似ていたことから「ソラコトドリ」と呼ばれていたが、変化して空事→ウソになったとか、その他諸々の説があるようだ。どの説が本当でどれが嘘か今となっては分からない。
山野の鳥だけでなく、何故かカモたちも少ない。
先日キクイタダキがノースロップの森で観察されたことから、それは何?場所はどこ?等の問い合わせが数件あった。
場所は沖縄復帰の森から西へ、道を超えて南外堀までの間。南の端の方には、ノースロップの森との小さな表示と説明がある。
数十年前にこれを読んだことがあった。しかし日本の緑化に尽くしてくれた人くらいの記憶しかない。
〇ノースロップの森
アメリカの教育家 B・G ノースロップ博士 (1898年没) は、自然を愛し、木を植えることが、子供の性格を作る上に良い影響を与えるという考えのもとに、植樹運動の普及に務め、明治28年には 78歳の高齢にもかかわらず来日され全国にこの運動を広めた。
第二次世界大戦後、日本では緑の週間が始まり、植樹行事が盛んになるにつれ、ノースロップ博士の業績が改めて認められることになってきた。
大阪市では緑化100年運動10周年を契機として一層緑化事業を推進するにあたり、大阪城に “けやき“ を初め多数の木を植え博士を偲び 「ノースロップの森」 と名付けた。 昭和49年5月 大阪市
明治時代に日本の近代化のために尽くされた外国の学者は多い。クラーク博士を知らない人はいない。Boys Be Ambitious(少年よ、大志を抱け) は学校でも習ったような気がする。
それに比べるとノースロップ博士は知られていない。しかし今回ネットで調べると全国に 「ノースロップの森」 がある事を知った。感謝と尊敬の気持ちで暖かくなった。
● ウソ 豊国神社裏1羽 亜種ウソが撮影されモニターを見せてもらう。特別に珍しい鳥ではないが、大阪城公園では少ない。一般的に亜種アカウソが多いとの説もありいつも気になる。パソコンで詳細に確認すれば、判断できる場合もあると思う。
● ツグミ 13羽 市民の森、西外堀ほか。小群が飛び回る姿は大型ツグミで、本種ではないかと思う。
● ウグイス 4羽 音楽堂西側上、豊国神社裏ほか
● アオジ 4羽 音楽堂西側上ほか
● ヤマガラ 3羽 西外堀、市民の森
● ジョウビタキ 2羽 豊国神社裏、梅林
● アカハラ 1羽 市民の森石の水場に下りてきたとのこと
● モズ 2羽 梅林♀、豊国神社裏 高鳴きも
● シロハラ 1羽 梅林
水辺の鳥も多くない。
● オカヨシガモ 4羽 西外堀
● ヨシガモ 2羽 内堀
● ヒドリガモ 92羽 東外堀、西外堀、北外堀この時期にしては減少するのは不思議。堀の清掃ボートも入っていないようだし。
● マガモ 5羽 西外堀
● カルガモ 7羽 人工川、西外堀
● ハシビロガモ 59羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
● コガモ 9羽 人工川、内堀
● ホシハジロ 4羽 北外堀 これからか?まだまだ少ない
● キンクロハジロ 30羽 南外堀、西外堀、北外堀
● オオバン 35羽 東外堀、南外堀、西外堀、内堀、北外堀
● カイツブリ 4羽 南外堀
● カンムリカイツブリ 1羽 南外堀
● ハクセキレイ 6羽 人工川ほか
● コサギ 1羽 人工川
★本日の観察種
オカヨシガモ、ヨシガモ、ヒドリガモ、マガモ、カルガモ、ハシビロガモ、コガモ、ホシハジロ、キンクロハジロ、オオバン、ツグミ、ウグイス、アオジ、カイツブリ、カンムリカイツブリ、ハクセキレイ、コサギ、メジロ、ヤマガラ、ジョウビタキ、ウソ、アカハラ、モズ、シロハラ、シジュウカラ、キジバト、ハシブトガラス、ヒヨドリ、ムクドリ、スズメ。
■■ウ ソ(1992.11.14 梅林南側上)
玲子さんからウソを見たと電話をいただき、翌日教えられた辺りを歩いていると、突然 「フィー」と大きな声が聞こえた。一瞬のことだったためウソの鳴声のようでもあり人工的な音のようにも思えて判断に迷った。
声の聞こえた付近のアキニレを探していると、食べかすを嘴いっぱい付けてもぐもぐしている1羽のウソの♀を見つけた。
見られている事を気にせず一生懸命に食べている様子はまるで子供が遊んでいるようで親しみを感じる。しばらくして、少し離れたところから呼びかけるように「フィーフイー」と盛んに鳴く声がして、呼答するように「フィーフイー」と鳴き合うと♂が飛び出してきた。
しばらくお互いの安全を確かめるように、つかず離れずアキニレをもぐもぐしていたが、やがて寄り添うように飛び去った。
名前が面白くウソが出たと話すと「嘘」と返事され、「本当」と答える。というのはよく使われる話。
ウソの語源は、鳴き声が口笛を「うそぶく」如くだからとか、空から聞こえる鳴き声が琴の音に似ていたことから「ソラコトドリ」と呼ばれていたが、変化して空事→ウソになったとか、その他諸々の説があるようだ。どの説が本当でどれが嘘か今となっては分からない。