大阪城公園の野鳥 元山裕康のこんなん出てます!

●●情報も含めた速報です●●( 詳しくはそれぞれご確認を)

ユリカモメ3羽着水する。2022.12.5

2022年12月05日 | Weblog
 朝は曇りの予報と違って晴れで青空が広がる。ただし気温は高くなくやや寒い。帰る頃は雲が全天を覆っていた。

 今日のタイトル「ユリカモメ3羽着水」は、これは珍しいほどユリカモメが見られないという事。10年前や20年前の記録でその年の最多数を見ると
・2002年 2/9 237羽
・2012年 12/26 130羽
 毎日多くのユリカモメを見ていた。特別に注目することも無かった。でも今はごく少ない。北外堀で3羽が舞って着水。久しぶりに珍鳥に出合った思いでカメラを向ける。

 サッカーワールドカップ、まさかリーグ戦を一位通過するとは全く思わなかった。いよいよ今夜クロアチア戦。これに勝てば日本初のベスト8。
 私は正直いうとにわかファンで詳しくない。でも日本が勝つとうれしい。

・オカヨシガモ 12羽 西外堀2・内堀8・北外堀2
・ヒドリガモ 95羽 東外堀9・南外堀6・西外堀47・内堀12・北外堀21
・マガモ 15羽 南外堀1・人工川2・西外堀1・内堀11
・カルガモ 7羽 東外堀3・北外堀4
・ハシビロガモ 72羽 東外堀41・南外堀9・内堀6・北外堀16
・コガモ 20羽 南外堀
・ホシハジロ 107羽 南外堀1・西外堀11・内堀6・北外堀81
・キンクロハジロ 50羽 東外堀11・南外堀5・西外堀7・内堀8・北外堀19
・メジロガモ×ホシハジロ 1羽 西外堀
・アカハジロ×ホシハジロ 1羽 内堀

・オオバン 40羽 東外堀、西外堀、内堀、北外堀
・カワウ 6羽 東外堀、南外堀、北外堀
・カイツブリ 1羽 北外堀
・ゴイサギ 5羽 北外堀
・アオサギ 3羽 北外堀、第二寝屋川
・ユリカモメ 4羽 3羽が北外堀に着水
・ハクセキレイ 4羽 北外堀

・アトリ 13羽 市民の森水場
・シロハラ 11羽 市民の森、音楽堂西側上、豊国神社東、梅林南側上桜広場、飛騨の森
・ルリビタキ 1羽 ♀型 音楽堂西側上
・アオジ 3羽 音楽堂西側上、豊国神社裏
・ウグイス 2羽 音楽堂西側上、多聞やぐら
・シジュウカラ 4羽 北外堀ほか
・ハイタカ 1羽 北外堀上空飛翔

■■ハイタカ(2010.12.2 極楽橋北詰)  
 「ついに」双眼鏡をのぞいて思った。極楽橋のたもとの木に胸が白く見えるタカがとまっている。逞しい顔付き。白い眉斑がくっきり。オオタカ成鳥だ。
 近距離でオオタカ成鳥を撮影したいと常々頭にあったからだ。近づいても逃げない。近くの枝に飛び移るだけ。ただ興奮して撮影する。しかし、撮影中に疑問が浮かんでいた。オオタカにしては小さい。ハイタカ?
 帰宅後写真で検討。やはりハイタカだ。識別ポイントの一つとして、前頸から脇までの横斑の数がある。このようにはっきり写っている場合には有効だ。オオタカ成鳥では35本くらい。ハイタカ♀成鳥では20~25本となっている。
 この写真では26本くらいである。数え方で1~2本の差が出るがオオタカの数まではいかない。結論としてハイタカの♀成鳥であろう。
 ただ写真によって、顔つきがオオタカに見える個体であることは間違いない。オオタカでなくて少し残念であるが、この出合いに感謝。
コメント (2)
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早くも12月。 2022.12.1

2022年12月01日 | Weblog
 早くも12月、今朝は快晴も少し寒かった。
 紅葉が進んで落ち葉の道も美しい。京橋口のイチョウが色づいて、落ち葉が一面に広がっているのは目に付く。
 以前に豊国神社裏のイチョウが落葉し地面を黄色く染めている所にハクセキレイが歩いているのに出合った。
 いいなーとカメラを向けて、数枚シャッターを切ったら飛び去った。モニタ―を確認すると目にした瞬間に感じた何かが出ていない。
 ちょうど西側から撮影で、朝日の逆光ももうまく使えればなどと反省した。もう少し時間があればとも思った。

 イチョウは漢字で「銀杏」と書くことが多いが、他にも「鴨脚樹」とも書く。もちろんその葉の形がカモの足にそっくりだから。
 オシドリの三列風切の美しい銀杏羽もよく知られる。何故あんな形になったのか不思議。
 今でもイチョウの落ち葉が広がっているとハクセキレイを思い出す。

 昨日は梅林南上のさくら広場でコサメビタキが見られたようだ。月曜日には音楽堂西側上でコマドリが見られている。
 ともに夏鳥で12月前のこんな時期に見られると無事に東南アジアへ渡って行けるのか心配。

・オカヨシガモ 31羽 南外堀7・西外堀5・内堀15・北外堀4
・ヨシガモ 11羽 南外堀10・内堀1
・ヒドリガモ 164羽 東外堀11・南外堀23・西外堀29・内堀67・北外堀34
・マガモ 15羽 東外堀3・南外堀3・内堀9
・カルガモ 12羽 東外堀6・内堀3・北外堀3
・ハシビロガモ 54羽 東外堀26・南外堀4・内堀13・北外堀11
・コガモ 59羽 南外堀 今日はかなり多い
・ホシハジロ 83羽 東外堀1・南外堀3・西外堀9・内堀4・北外堀66
・キンクロハジロ 59羽 東外堀13・南外堀4・内堀3・北外堀35

・オオバン 41羽 東外堀4・南外堀2・西外堀11・内堀15・北外堀9
・カイツブリ 2羽 南外堀
・ハクセキレイ 6羽 南外堀ほか
・アオサギ 5羽 北外堀、第二寝屋川
・ゴイサギ 5羽 北外堀
・カワウ 3羽 内堀、北外堀

・シロハラ 7羽 太陽の広場東の森、もみじ園、ほか
・ウグイス 3羽 もみじ園
・ルリビタキ 3羽 音楽堂西側上、飛騨の森
・ジョウビタキ 1羽 豊国神社裏
・オオタカ 1羽 上空飛翔
・モズ 1羽 空堀
・ツグミ 1羽 飛騨の森

■■ルリビタキ(2013.1.23 ピースおおさか)
 あと4日で66歳の誕生日を迎える。自分でも想像しなかった年齢。想像できなかった日々を過ごしている。ある意味、青春以上と言ってもいい。
 ただし、ある時突然すべてが否定される可能性がある年齢でもある。
 ピースおおさかの近くで、ルリビタキの成鳥羽と久しぶりの出合い。このような羽衣になるまで4年かかるそうだ。故に若い個体と比べて、出合いは圧倒的に少ない。この美しさは、そこまで生きてこられた証明。あるいは幸運だった証明。
 頭の片隅に小さく人生の終りを置いておいて、酒を飲んでくだまいたり、鳥たちとの出合いを求めたりして生きている。
 いつか、朝が来ない時がくる。それが分かる年齢になった。それを証明する美しさはないが、花や鳥には感動を覚える。
 翌日にはこのルリビタキは見られなかった。移動の途中だったのか。私も人生の途中。
コメント (2)
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