おさかな’sぶろぐ

日々感じたことを徒然なるままに。。。

丸亀市猪熊弦一郎現代美術館 / 谷口吉生

2005年07月11日 10時22分20秒 | 四国の紹介
◆概要
建築年:平成3年
設計者:谷口建築設計研究所 谷口吉生
施工者:鹿島建設
構 造:鉄骨鉄筋コンクリート造 地下1階地上3階
敷地面積:5,974.53m2
建築面積:3,603.92m2
延床面積:8,000.04m2
所在地:丸亀市浜町80番地1
観覧料:一般300円、大学生200円、高校生以下無料
    特別企画展示 その都度
開館時間:10:00~18:00(入館は17:30まで)
休館日:年末(12/25~31) 臨時休館有り

○わたしの住んでいる丸亀のシンボルでもあり、世界に誇れる建物です。この美術館がきっかけとなり、谷口氏のニューヨーク近代美術館につながっていきます。私自身もすごく好きな建物であり、身近にあることをうれしく思っています。

画像撮影2005/07/10 Canon EOS Kiss Digital N

谷口吉生のミュージアム

2005年07月11日 02時10分29秒 | 日記・雑談
7/10(日)より9/25(日)まで、香川県丸亀市の『猪熊弦一郎現代美術館』にて『ニューヨーク近代美術館[MoMA]巡回建築展 谷口吉生のミュージアム』が開催されます。
オープニングイベントとして、谷口吉生氏、加藤源氏を迎え、白川洋二副館長を交え、座談会が開催され、そのイベントに参加してきました。当美術館が完成するまでの経緯を猪熊画伯との交流話を踏まえていろいろと話をされていました。
美術館建設にあたって、猪熊画伯より以下の宿題を与えられたそうです。
 1.子供を育てる施設であってほしい
 2.若手作家の育成を図ってほしい
 3.職員の資質を向上するものであってほしい
それに加え、誰でも利用できる場所として、建設地は丸亀駅前と決めたそうです。
それら諸条件にに対し、谷口氏の答えがいま建っている美術館です。
 ○駅前広場との連携。建物3階まで空間の一体化。
 ○大きな庇により、外の空間を取り込む。壁画による美術館内への期待感の高揚。
 ○図書館との併用
 ○建物は街のにぎわいづくりに寄与させるものである
 ○美術館入り口を極力小さくすることで、建物をより大きく見せるとともに内部空間の大きさをより効果的に表現する
等々、いろんな設計上のキーポイントをお話されました。いろんな刺激も受けましたし参考になりました。今後の仕事の上でも大きな力になりました。ほんといいお話を聞きました。