丸亀市飯山町東坂元の家 その５

その５です

再び外部を紹介します。
門から敷地内に入り、玄関方向を見た写真です。
斜面を造成した住宅地という敷地条件から、階段にて玄関の方へ向かいます。
階段は、モルタル洗い出しです。



玄関庇の雨樋の受け口です。
瓦で区画した中へ砂利を敷き込みその中へ雨水を落とし込みます。
砂利の中には、配水管が埋まっています。



山の斜面を切り開いた造成地なので、近くに森があります。
軒樋を設けると、落ち葉などが風で運ばれ詰まってしまいます。
雨は樋で受けるのではなく、地面に設けた、砂利の帯の中へ落ちていきます。
砂利の中には配水管を設けています。
また、雨水は、敷地横の果樹園にて散水用に利用できるようにしています。



住宅は大きく３つにゾーンに分けて、渡り廊下でつなげています。
その渡り廊下部分です。
歩くたび、外の空気を感じるようにしています。
渡り廊下も幅を広くしています。
窓を開放することで、縁側のように、ゆったりとたたずむことが出来る空間としました。



囲炉裏のあるリビング横のウッドデッキです。
ここからは、讃岐富士を望むことができます。
のんびりと山を眺め、斜面を登ってくる心地よい風を感じることの出来る場所です。



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