私がストーンズと出会ったのは、私がまだ小学校の低学年のころ、親戚のおじさんの家へ遊びに行った時の事です。親戚の家は軽井沢にあり、おじさんには二人の娘さんがいました。年は私より少し年上でお姉さんは中学生で、妹さんは小学校の5年か6年生だったと思います。その二人の姉妹が、私にレコードを数枚貸してくれました。その中にストーンズが一枚ありました。後のレコードは何を借りたのかは全然覚えてはいませんが、ストーンズだけは覚えています。家に帰って早速レコードをプレイヤーにかけ聴きました。最初に印象に残ったのは、そのボーカルでした。低音の少ししゃがれた声質でシャウトが最高でした。それがミックジャガーでした。とても魅力的でした。その借りたレコードのジャケット写真は、5人のメンバーが公園で、3人がベンチに座り、2人が後ろに立っているものでした。その時思ったのは座っている中心の人物が、ボス的で、不良っぽくいかにもメンバーを仕切ってるように見えて、(実際その時は仕切っていた?様ですが、、)”そうか、この人がミックなんだ!と思っていました。しばらくしてから、その人はミックではなく、ブライアン、ジョーンズ(ギタリスト)だと知りました。ブライアンはストーンズを作った人ですが、途中メンバーとの不仲や薬や精神の崩壊など色々とあり、バンドをクビになった方です。
じゃあ一体、ミックはどの人なんだ?と少しずつストーンズのレコードを買っていくうちに、メンバーの顔と名前を憶えていきました。今のように、スマホでなんでも調べられる時代ではないので、レコードだけが唯一の情報源でした。その借りたストーンズのレコードは、4曲入りのもので、EP版とLP版の中間のようなレコードでした。曲は、テルミーとタイムイズオンマイサイド
と彼氏になりたいとハートオブストーンだったと思います。小学生の私は、テルミーのボーカルの歌いだしと、バスドラに心惹かれました。
そして、彼氏になりたい、を聴いてぶっ飛びました。荒々しいベースギターにとくに、惹きつけられました。それ以来、60年近くストーンズの一ファンでいます、、やっぱり初期のストーンズは荒々しさと不良っぽさが、魅力的だねぇ。
よし
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