【WBC】王JAPAN「必勝オーダー」完成 (日刊スポーツ) - goo ニュース
【WBC】王JAPAN「必勝オーダー」完成
王JAPANの「必勝オーダー」が完成した…などと、マスコミ各社の報道はヨイショの提灯記事一色だ。
王JAPANの「必勝オーダー」が完成した。3月3日開幕の国別対抗戦「ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)」の日本代表は、昨年の日本・アジア王者のロッテと対戦し、5-1と快勝。壮行試合を2勝1敗とした。王貞治監督(65)は日本代表版「スモール・ベースボール」の軸となるイチローの前後を「9番川崎」「2番西岡」の俊足コンビで固めることを決意。この日も犠打、盗塁、つなぎの安打など3選手が4得点に絡んだ。3戦目で小笠原がチーム初本塁打を放つなどムードは上々。27日に福岡合宿を打ち上げ、1次リーグの舞台、東京に移動する。初回だ。
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先頭のイチロー凡退後、2番西岡が二の矢として右二塁打で出塁。2死後、4番松中を迎え、ロッテの三塁手が三遊間寄りに守る「松中シフト」を敷いた。その初球、バッテリーの盗塁への警戒の低さを見抜いてスタートを切り、難なく三盗に成功。5番多村の中前安打で先制のホームを踏んだ。「特徴のある足のある選手が持ち味を出してくれて、相手にやりたくない点の取り方ができた」。王監督は小技の効いた攻撃にしてやったりだ。
何を言うか と申し上げたい。
ロッテは、王JAPANに8人も主力選手を出している。内訳は、投手5人、野手2人、捕手1人だ。
だから実質はロッテの紅白戦のようだった。観ていて、ナンダカ妙な気持ちになったよ。
飛車角落ちのロッテに、万一、王JAPANが負けるようなことがあれば、それこそ大恥じをかくところなのに、マスコミ各社の論調は、提灯記事・ヨイショの記事ばかり。この点は、トリノ・オリンピックの時と、全く変わっていない。
先発の柱である渡辺俊・清水・小林宏、中継ぎ押さえの藤田、藪田がJAPANに抜けた後のロッテ投手陣から5点しか取れないJAPANは、打力に大きな問題を残している。
試合後半に投げたロッテ投手陣の高木、小宮山、戸部、川井は、通常公式戦ではほとんど投げない控えのそのまた控えのピッチャーなのだ。
06.02.27