長内敏之のブログ

その日の出来事など、いろいろ

保育園の民営化

2009-01-19 22:04:11 | まち歩き
 国立市も保育園の民営化を計画に入れている。皆さんで議論をしてくださいなどととんでもないことです。2001年に三鷹市が一つの保育園を民営化しましたが。市が運営する1億7000万円でベネッセが運営すると7900万円という。常勤スタッフは1年更新の契約社員で月給は10万円から20万円で、市の保育士830万から比べると格段に安いということになります。保育士の年間給与が120万から240万、これが安上がりの委託費になる。年間200万で都会で暮らしていけるのだろうか、生活でき無い賃金を自治体が放置していいのだろうか。
(「バランスシートと自治体予算改革」安達友則著)
全くそのとおりです。
 保育を財政削減の視点だけから見るから、保育園民営化という提案をするのです。
テレビタックルで、官僚批判をやっていました。問題なのは、政官財の癒着です。威勢よく官僚制度批判をしても財界批判をすることはありません。
 官僚は財界の気に入る予算立てをして、退職先を確保してもらいます、政治家は財界に点数をつけてもらって献金をもらっています。その力関係をよく見れば、財界が頂点にいることが良くわかります。
 官僚を批判するのも、単なる目くらまし程度のことです。
だったら財界を批判できるところは無いのでしょうか、財界を批判できるのはマスコミでもありません、市民も財界が本当の悪の根源だとは認識していません。
 日本共産党だけでしょうね、まともに言うことをいえるのは、
「財界にものを言える政党か、財界からものを言われる政党か」あなたはどちらを選びますか。