恍惚じゃなく甲骨

2017-11-01 09:08:41 | リポート
書道の文字「甲骨文字」
「甲骨文字」は、太古の文字で、漢字のもとになる字と言われています。使い方は占いなど
亀の甲羅、特に腹部分。また、牛などの骨・顎、骨盤などに甲骨文字を彫って火にくべ、その時に生じたひび割れ具合で占いをした。
そのものは殷墟(中華人民共和国河南省安陽市)と言われるところから大量に出土している。
中国の時代は、「殷」と言われていますが、「商」というのが正しい。
さて考え悩んでいるのは。この「甲骨文字」は、文字を彫っているので、拓本などを取った時、字が白く出る「白文」。
ところが、先日、毎日書道展の篆刻審査会員の先生が「酒」の甲骨文字の「朱文」のコピーを持ってきた。甲骨文字辞書にあったそうだ。
甲骨文字の朱文、初めて見た
金文なら、私が持っている辞書、いくつか印刷されているものがある。金文は青銅製の器(鼎)に彫られている文字。やはり彫られているので拓本をすると「白文」がほとんど

しかし、なぜ「朱文」があるのか?
印としてなら、それはあり得る。
コピーなどの出典が解らない。

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