おしょうしなガイドの会梅組、10月の研修で米沢市内南原地区の古刹常慶院を訪れました。
常慶院は戦国時代の武田家家臣で、武田家滅亡後上杉家の重臣となった市河家の菩提寺。
上杉家の移封によって信濃国から米沢に移り現在に至ります。
私たちを出迎えてくれたのは金藤住職。
住職は常慶院の長い歴史をじっくりレクチャーしてくださいました。
・竹俣当綱墓所
常慶院には市河家とゆかりの深い竹俣家の菩提寺でもあります。
竹俣家も上杉家の重臣で、なかでも江戸時代中期の上杉家家老竹俣当綱(まさつな)は上杉鷹山の藩政改革を支えたことで知られています。
近年ではフジテレビのアナウンサー竹俣紅さん(2021年入社)が竹俣当綱の子孫ということをご存じの方も多いかもしれませんね。
ここ常慶院の竹俣一族墓所にある当綱の墓所にもお参りしてきました。
向かって左が墓石。
上杉鷹山の師細井平洲による墓碑銘が刻まれています。
・殉教キリシタンの墓所
キリシタン殉教の地といえば長崎が有名ですが、実は殉教者の人数が一番多いのは米沢だということはあまり知られていないかもしれません。
1629年(寛永5年)、実に52人ものキリシタンが米沢で処刑されました。
殉教キリシタンはそのとき市内3ヶ所に分かれて処刑されましたが、そのなかの一か所がここ常慶院の裏手にあたります。
この場所で処刑されたのは武家の女性と子供たち7名。
野原のなかに7つの小さな墓石が並んでいます。
この研修ではさらに住職から常慶院の長い歴史を物語る貴重な品々(昔ばなし「ぶんぶく茶釜」ゆかりの茶釜。南原出身で新潟市第四代市長となった八木朋直直筆の掛け軸など、、)も見せていただき、貴重な学びとなりました。
以上、最後までご覧いただきありがとうございました。
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