6-4、6-3、6-2 フェデラーが、ストレートで勝利した。
相手は、ランキング88位、23歳のD・ジュムホール。
結果はストレートだったけれど、ジュムホールはドロップショットやボレーなど光るプレーで、
フェデラーに果敢に挑み、観客は大いに沸いた。
10代の頃に、ウインブルドンでのフェデラーとロディックの試合を見てから、フェデラーにあこがれ、
尊敬し続けていると試合前のインタビューで話したという。
観客の注目の中、渾身のフォアハンド。
負けたD・ジュムホールは、試合後、
「今日のフェデラーはすべてのショットがアグレッシブで、本当に良いテニスでした。
ずっと私は、彼こそが最高のテニスプレーヤーだと言ってきました」と、目を輝かせて語ったそうです。
下は、ゲーム終了後、握手をした後、フェデラーは、ジュムホールに何と言ってるのでしょう?
「ドロップショットがうまいね」なんて言ってるかも。
ジュムホールは、勝ちたいというより、できる限り長い間試合を続けたかったのではないかなあ。
ボスニアは、彼が生まれた頃も民族紛争があって、今でもスポーツ環境は厳しく、
優秀なスポーツ選手は国外に出てしまうとか。テニスにおいても、
冬は寒くてコートはインドアしかなく、外で使えるコートは国内に1面しかないそうです。
スポンサーもつかないし、国からの支援はなく、資金は皆自前だとのこと。
そういう話を聞くと、頑張ってランキングをあげ、故郷に錦を飾って欲しいと思う。
頑張ってフェデラーみたいになれば、自前のジェット機でツアーに回れるよ。
*隣のクロアチアは、チリッチ、セルビアはジョコビッチの出身地。
ジュムホールのプロフィールです。
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