それはウイルスが出始めの頃の2月上旬に鳴霞(めいか)さん(元共産党スパイで、コロナを機に日本亡命、コロナ情報を置い続ける中年女性)によると中共アジア全滅ウイルス(コロナ)に、エイズウイルスのタンパク質の形質が入っているとの事だった。それだけではない、中共アジア全滅ウイルス(コロナ)の主食は筋肉か血管内皮細胞だった筈だが、ヘルパーT細胞を侵食した形跡が見られたと言う。
これは実際に医療系からの情報で、瞬間「性交ではなく、飛沫感染するエイズが出たのか?」と騒然となったが、どうもヘルパーT細胞は、ウイルス増殖には使われない事が判明した。
この騒ぎに関して上念司は、到底医者を前にして言えば二度と友達付き合いされないような事を平気で並べた。
「人間の遺伝子にも植物のゲノムがあるのに、コロナにエイズのタンパク質の形質なんて大した事無い」
…、嗚呼、こいつも馬鹿文系だったか?
ウイルスは通常のワクチン製作の際には、このタンパク質選択があって、昔のワクチン製造は、このタンパク質選定がワクチン開発の長い時間を必要としていた。
だから構成するタンパク質やタンパク質の形質は、ウイルス感染の問題やワクチン開発には不可欠の事項である。
今回はDNAワクチンとmRNAワクチン(これが今大量増産されているやつ)だから良いものの、このちょっと知ったつもりの多言症は、今のバイオ創薬は何を作っているの?かは全く知らないようである。
主に酵素やタンパク質である。
また無学な上念司は知らないだろうが「ロレンツォのオイル(油)」という映画がある。ニック・ノルティー主演だが、これは「油」(脂質)が無いと麻痺して死に到る病を民間人が回復薬=油を発見する感動の実話の映画化である。
あらすじは(Wikiさん)にお任せ、以下の通り。
ひとり息子であるロレンツォの難病を治すことの出来る医師がいないと知り、オドーネ夫妻(夫アウグストと妻ミケーラ)は医学的知識がないにもかかわらず、自力で治療法を探すことを決意する。
治療法を見つけ出すため、もはや手の尽くしようがないと信じる医師、科学者、支援団体らと夫妻は衝突する。しかし自らの意志を貫き、医学図書館に通い詰め、動物実験を参照し、世界中の研究者や一流の医学者らに問い合わせ、さらに自ら副腎白質ジストロフィーに関する国際的シンポジウムを組織するに到る。
死に物狂いの努力にかかわらず、息子の様態は日々悪化する。次第に彼らが参加していた支援団体のコーディネーターからも疑念が抱かれる中、彼らは食事療法として特定のオイル(実際にはエルカ酸とオレイン酸のトリグリセリドを1:4の割合で配合したもの)に関する治療法を思いつく。100以上の世界中の会社に問い合わせた結果、適切な方法で蒸留することが出来る定年間近の英国老化学者を探し出す。
ほぼほぼ最後のシーンで、夫婦ふたりで今まで調べてきた事を並べ立て、結局エルカ酸とオレイン酸のトリグリセリドを1:4の割合で配合したものに辿り着く。
ロレンツォが罹っていた病気は副腎白質ジストロフィー(ALD)次第に体が動かなくなり、最後には脳活動まで停止する難病だった。その説明を(Wiki)さんにお任せ、以下の通り。
副腎白質ジストロフィー adrenoleukodysprophy(ALD)は、ロレンツォが発症した1982年当時治療方法がまったくなく、診断されてから多くは2年以内に死亡することが多かった。オドーネ夫妻が考案した「ロレンツォのオイル」はオレイン酸とエルカ酸の混合物で、ALDの病態である脱ミエリン化を起こす極長鎖脂肪酸(VLCFA)を低下させる一種の栄養療法である。
ロレンツォは大分進行していて、絵本や音楽を楽しめたが2008年5月30日に誤嚥性肺炎にて死亡する。映画「ロレンツォのオイル」は、その頃封切りされ、映画の最後は、元気な少年少女が「ロレンツォのオイルのおかげで元気です。」と言う感謝の言葉で埋め尽くされた。
この詰まらない油が無いと死ぬ人間がいる。また狂牛病では「病原性タンパク質:プリオン」によって「脳海綿化症」が発生しており、タンパク質も病原菌になり得る例を提示した。
ウイルスの話、夷陵の話をするなら、せいぜい、これぐらいは知っていてほしいものだ。