美味い鮎の条件
鮎の状態
①スイカ、キュウリのような香りが強い
②鮎の体を包む体液の量が多い
③尻ビレが大きく広がっている。
④背中が盛り上がっている
周りの環境
⑤水温が低め
⑥水量が豊富で速い
⑦水質、透明度が良い
⑧石が大きく、ツルツルしている
⑨石の色では、青い石・赤い石などがある川が良い
釣り方
⑩友釣りで瀬釣りで掛かる鮎
時期
⑪放流鮎に関しては、一か月以上経たないと鮎の味に深みが出ない
⑫地域によるが7月の鮎が美味いという方が多いが、私自身は、月ごとに変化する鮎の味も、趣向があり一概に言えない。
9月過ぎの子持ち鮎も、6月の解禁初期の鮎もそれぞれの特徴が有り、比べられるものでないと思う。
山の形状
⑬針葉樹の水と、広葉樹の水とでは、後者が美味いといわれる方がおられたが、同時期で同じような水量・水質の川の鮎の味を食べ比べていないので判らない。
⑭山の高低があればある程、水量が強く石にゴミが付かないので、常に新鮮なコケが育つ環境となる。
◎
地元の鮎が一番うまいという理由は、食べ比べの数が少なく美味いと思うのだろう。
同じものでも舌の感触により、色々な判断が生じるので一概にこうだと言えない。
しかし、川の水が美味い所の鮎は、やはり美味いのでは・・・
色々な鮎を食べに、また26日高知の利き鮎会に行きます。