M氏が下から上がってきました。全く釣れなかったようです。ここは、鮎が見えるので掛かるはずと言ったら案の定、すぐに私の上で竿を曲げています。もう一人もその上に上がって竿を出しました。
昼を過ぎて、小さい鮎しか掛からないので、少し上流に移動することになりました。雨も小降りになり、カミナリも遠ざかりました。このポイントは、堰の下で鮎が溜る場所です。堰近くは、禁漁区なのですが、盆明けには解禁となります。
瀬の下にトロ場が広がり鮎が沢山見えます。下には、瀬があって岩盤の樋が続きます。ロケーションは、抜群です。しかし、鮎がいても中々追ってきません。瀬の方は、結構大きな鮎が掛かっています。
目印から目を離していると竿に反応がありました。20センチの良型が脊掛かりで掛ってきました。引き抜いてタモに収めるとなんと奇麗な鮎なんでしようか!
仕掛けは、ハリハリス1.25、ハリは、舞狐7.5号です。ハリス止めから指2本です。短くしても脊掛かりします。昔、逆さバリとハリを一体型にしたオオカミバリというハリを造ったことがあります。不思議と背掛かりなのです。
あのハリを考案した三重県のタクシー会社の社長は、まだ竿を出しているのかな?
5時前に23センチクラスの良型が掛かりました。背掛かりなので暴れまわります。引き抜いたら水面ぎりぎりに飛んでタモの中に入ってくれました。
しかし、追いが鈍いので本当に難しい釣りでした。水温も下がってきましたので、徐々には良くはなるでしょう。
この夏の高水温で、高津川本流の鮎が全く駄目になったみたいなので、殆どの釣り人が匹見川に入ります。
テントを土手に張って泊まり込みで釣る人もいますが、今年はそこまで魅力ある釣り場なのかと思いました。
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