gooブログはじめました!

写真付きで日記や趣味を書くならgooブログ

亥の子祭り

2014-11-03 12:28:06 | ブログ
江戸時代以前からあったのでは・・『亥の子祭り』
我が三滝観音台町内会の年間行事として、三篠神社神主さんをお呼びして祭りを開催している
ドン・ドン・ドン・・ド・ド・・ドンと、太鼓を打ち鳴らし、町内をめぐる
一回りすると、子供たちが公園に集まり始めた
参加町民には、オデンや突き立てのお餅を振舞う
当然、お神酒も・・
神事では、丁寧に二礼・ニ拍手・一礼を子供たちに教えてもらいながら神聖に執り行われる
玉串を奉じる際の手順は、年一度の為中々覚え切らない
右手で、茎を持ち
左手に葉を置く・・
奉じる際は、茎の方を神棚に向け奉じる
儀式とは、厳かに伝承され無ければならない
神事が終わると、お祓いを受けた供物が町民に配られる
配る際には、子供たちが亥の子餅を突きながら廻る
亥の子・亥の子、亥の子餅ついて、繁盛せい・繁盛せいと、掛け声をかけながら・・
道路が土の時代は、円形の石に穴を開け、紐を通したものをみんなで振り上げて地面を叩く
今は、アスファルト道路の為、木で作ったもので行う
子供たちが町内を回っている間、男者は餅を突く
オデンも良い具合に出来上がった頃、みなが返って来る
子供達にも杵で餅をつく経験をしてもらい、出来上がった餅を食べてもらう
私の好物は、突きあがった餅を大根オロシでスルスルと頂くこと
粉のついていない餅は、喉をスルスルと流し込める
詰まると窒息だが、大根のお蔭でツルツルといける
普段はそんなに餅食いではないが、この瞬間しか味わえないものなので・・
荒金餅という言葉を知らないお母さん方もいた
家庭で餅つきをしないと、この言葉は知らない
家庭ではできない事も、町内行事ではできる
役員は大変だが、こうした文化を伝える事で、地元の良さが伝わる
自然災害は、行政に任せても無理というのが8/20の災害で身に染みた
地域、町内というより、隣近所が助け合わないと実際には間に合わない
行事を通じて近所を知ることは、相互扶助の心ができる
文化を伝え、相互扶助の心を芽生えさせる、祭りとは良い風習だと思う