6月24日神奈川県の㈱ミサキが倒産・・約5.5億
6月30日静岡県の前田釣具㈱が倒産・・約2億
ひと月に二件続いて釣具問屋の倒産である
東北震災・福島原発放射能汚染による釣り離れ
釣具店経営の継承がなく、閉店する店の続出
原因は、大型チェーンの釣具店が近隣にできたからとも云われている
釣り具業界にとっては、ゆゆしき事態である
若者の釣り離れ・・・高齢化
釣り場の減少・・・釣り禁止の増加・・・マナーの欠如した釣り人の増加?
海水温の上昇による生態系の変化
魚の住家となる藻の消滅・減少
倒産の原因と業界の問題をあげればきりがない
釣り情報を発信する九州の釣り春秋も、その波をかぶって・・・
静岡と言えば鮎・・
入社したての頃は、段ボール箱で何個も鉄道貨物で送っていた
今は、紙袋に入れてトラック便でも良い方で、郵便で・・・が多くなった
それだけ需要が、落ち込んでいるのだろうか?
いや、釣具店に在庫を置かなくなったからだ
また、問屋も在庫を置かなくなった
企業診断士や銀行の融資担当者は、口をそろえて在庫を減らして・・
と、唱える
生鮮品や衣料品なら鮮度と流行が加味するから、在庫べらしは理解できる
釣具は、本当の流行があるのだろうか
流行を造る釣具企業が、多くなりすぎた
毎年新製品のオンパレードである
新製品・・新しい素材で旧製品と比べて格段に性能UP・・全く新発想の釣具と思っている
しかし、現状はカラー(模様替え)、重量の低減、同じものを新たな分野へ別名で、大入り袋(お特用品)が多い
通常これらは、新製品とは言わない・・・マイナーチェンジ!
この結果、釣具店のアイテム増加による在庫過多
商品を多く見せるため、発注数量を減らし売り場の面を飾る・・・奥行きが無いので、売れるものは、すぐに無くなる
そこで、釣具店に行かなくても手に入る、通販を消費者が利用する・・ますます小さな釣具店は厳しくなる
坂を転がるスピードは、最初はゆっくり・・段々と加速して止めないと・・
そのブレーキ役が機能していないのが、この業界人の多くが思っている、自主規制なんてできる【はず・訳】がない??
自由国家の日本は、何でもやり放題・・大きくなったものが『勝ち組』
潰れたのは『負け組』
その結果、売れるものは真似ろ
乱獲を助長させるものも、売れるのなら売る
良い例が、『アオリイカが波止場で釣る』で釣具店で一躍売れ筋になったエギ
最初は大きなエギ・・5寸が3.5寸になり・・3寸・・2.5寸・・2寸・・段々と小さいアオリを釣る為のエギになってきた
その結果、大きなエギは殆ど売れなくなって、在庫の山
ワゴンセールで1個100円でも買わない・・1個1000円近くしていたエギが
子を釣れば親が少なくなる・・当然の仕組み
ウジのように勝手に湧いてくる生き物ではない
同じような事がハリにも言える
どこが違うのか私でさえ判らない位、同形の鮎バリが毎年出てくる
新しい形だから釣れるのだろうか・・・答えは・・・NO
私が展示会で質問されて答える言葉に、「今まで使って良かったハリをその河川で使いなさい
ただ、放流種苗が変ったら色々と試して」と応える
鮎バリの分野でも色々と名を替え、色(コーティング)を替えて新製品?がでてくる
他の釣具品でもしかりと思っても良い・・釣り人軽視(無視)の・・利益追求では共倒れ現象がやがて襲ってくるだろう
しかし、その会社から一枚の6月30日付けの手形を頂戴していた
鮎用品はこの時期の売れ筋・・在庫でなく小売店からの注文品
納品日の変更を頼んできた時点で、気付くべきだった
6月の破産と言えばA社を思いだし、計画倒産と疑いたくなる
さしたる額でなかったのが不幸中の何とかであるが、苦労して造った製品の見返りが無くなるのはやはり『悔しい』
6月30日静岡県の前田釣具㈱が倒産・・約2億
ひと月に二件続いて釣具問屋の倒産である
東北震災・福島原発放射能汚染による釣り離れ
釣具店経営の継承がなく、閉店する店の続出
原因は、大型チェーンの釣具店が近隣にできたからとも云われている
釣り具業界にとっては、ゆゆしき事態である
若者の釣り離れ・・・高齢化
釣り場の減少・・・釣り禁止の増加・・・マナーの欠如した釣り人の増加?
海水温の上昇による生態系の変化
魚の住家となる藻の消滅・減少
倒産の原因と業界の問題をあげればきりがない
釣り情報を発信する九州の釣り春秋も、その波をかぶって・・・
静岡と言えば鮎・・
入社したての頃は、段ボール箱で何個も鉄道貨物で送っていた
今は、紙袋に入れてトラック便でも良い方で、郵便で・・・が多くなった
それだけ需要が、落ち込んでいるのだろうか?
いや、釣具店に在庫を置かなくなったからだ
また、問屋も在庫を置かなくなった
企業診断士や銀行の融資担当者は、口をそろえて在庫を減らして・・
と、唱える
生鮮品や衣料品なら鮮度と流行が加味するから、在庫べらしは理解できる
釣具は、本当の流行があるのだろうか
流行を造る釣具企業が、多くなりすぎた
毎年新製品のオンパレードである
新製品・・新しい素材で旧製品と比べて格段に性能UP・・全く新発想の釣具と思っている
しかし、現状はカラー(模様替え)、重量の低減、同じものを新たな分野へ別名で、大入り袋(お特用品)が多い
通常これらは、新製品とは言わない・・・マイナーチェンジ!
この結果、釣具店のアイテム増加による在庫過多
商品を多く見せるため、発注数量を減らし売り場の面を飾る・・・奥行きが無いので、売れるものは、すぐに無くなる
そこで、釣具店に行かなくても手に入る、通販を消費者が利用する・・ますます小さな釣具店は厳しくなる
坂を転がるスピードは、最初はゆっくり・・段々と加速して止めないと・・
そのブレーキ役が機能していないのが、この業界人の多くが思っている、自主規制なんてできる【はず・訳】がない??
自由国家の日本は、何でもやり放題・・大きくなったものが『勝ち組』
潰れたのは『負け組』
その結果、売れるものは真似ろ
乱獲を助長させるものも、売れるのなら売る
良い例が、『アオリイカが波止場で釣る』で釣具店で一躍売れ筋になったエギ
最初は大きなエギ・・5寸が3.5寸になり・・3寸・・2.5寸・・2寸・・段々と小さいアオリを釣る為のエギになってきた
その結果、大きなエギは殆ど売れなくなって、在庫の山
ワゴンセールで1個100円でも買わない・・1個1000円近くしていたエギが
子を釣れば親が少なくなる・・当然の仕組み
ウジのように勝手に湧いてくる生き物ではない
同じような事がハリにも言える
どこが違うのか私でさえ判らない位、同形の鮎バリが毎年出てくる
新しい形だから釣れるのだろうか・・・答えは・・・NO
私が展示会で質問されて答える言葉に、「今まで使って良かったハリをその河川で使いなさい
ただ、放流種苗が変ったら色々と試して」と応える
鮎バリの分野でも色々と名を替え、色(コーティング)を替えて新製品?がでてくる
他の釣具品でもしかりと思っても良い・・釣り人軽視(無視)の・・利益追求では共倒れ現象がやがて襲ってくるだろう
しかし、その会社から一枚の6月30日付けの手形を頂戴していた
鮎用品はこの時期の売れ筋・・在庫でなく小売店からの注文品
納品日の変更を頼んできた時点で、気付くべきだった
6月の破産と言えばA社を思いだし、計画倒産と疑いたくなる
さしたる額でなかったのが不幸中の何とかであるが、苦労して造った製品の見返りが無くなるのはやはり『悔しい』