茨城県大洗町にある原子力機構の大洗研究開発センター
にある燃料研究棟で作業中プルトニュウムで内部被曝事故
が発生。
6本のボルトで密閉されたステンレス製の保管容器を開けた
時に、中に収められていたプルトニュウムとウランなどの酸
化化合物の入ったポリ容器を包んでいたビニール製の袋が破
裂してプルトニュウムとウランなどの酸化化合物が飛散した
ようです。
容器の中にプルトニュウムとウランなどの酸化化合物を入れ
保管を開始した1991年の時と、容器の中の状態が変化してい
たようです。
既に報道されているように事故が発生した「大洗研究開発セ
ンター」では高速増殖炉「もんじゅ」の燃料開発の研究が
されていたようで、容器の中身は「もんじゅ」の燃料つまり
MOX燃料で、これは各原子力発電所から排出される使用済み
核燃料を原料としています。 この使用済み核燃料は原発の
敷地内に必ずあるものです。
ここからはチャーリーの想像ですが、このMOX燃料がぽかぽか
と暖かい崩壊熱を保ち続け、完全密閉された容器内の内圧を高
くしてしまい、炭酸飲料の栓を抜いた時のように、一気に圧力
を放出しその際にポリ容器をカバーしていたビニールが破損し
プルトニュウムが容器の外に瞬間的に排出された。その微粉末
状の放射性物質が空気中にある状態で作業員のマスクのフィル
ターを通過し被爆した。
と、こんな状況でしょうかネ。
ここからはかの大橋先生に登場していただきます。
この方ならば今回発生した事故の人的被害・プルトニュウム
による内部被曝に対する適切な指示をいただけるかと思いま
すので、是非陣頭指揮に立っていただきたいと切に願います。
参考までに、大橋先生の見識の高いお話をどうぞ・・・
今回の内部被曝は口からとり込んだものでは無く、呼吸によ
って吸引され、口・鼻孔から気管をを通り肺に達したものと
思います。 チャーリーは医師ではないので解りませんが
外科的手術で肺からプルトニュウムを取り除くことが出来る
のかどうか? 微小な放射性物質であること、肺という複雑
な器官である事を考えると除去はほぼ不可能だとお思います。
今回の被爆事故を引き起こしたプルトニュウムは「もんじゅ」
の燃料開発の研究棟にあったものです。
「もんじゅ」のMOX燃料の元は日本全国にある原発の使用済み
核燃料から取り出され再処理して作られたものです。
思い出してください、フクシマ第一原発事故の時、3号機
が爆発し黒い爆煙を噴き上げたのが映像でとら得られました。
この黒い噴煙がMOX燃料です。つまり、あの時既に今回と同じ
事が福島で発生してしまったのです。ですから、今回の事故
と同じような内部被曝を多くの方々が強いられたのは間違い
のです。
九州から北海道まで日本の原子力発電所の中に保管されてい
る使用積み核燃料は人体に対し凄まじい毒性を持ったプルト
ニュウムという放射性物質で、それが日本全国に分散してい
る事をお忘れなく。
プルトニュウムは核兵器の核分裂性物質、つまり核爆発のエ
ネルギー源、通常爆弾でいう火薬ですね。
これもアメリカの指示でやっている事だとおもいます。
じつは米・露間の戦略兵器削減交渉を経て米・露は戦略核の
削減を行っていますが、アメリカの場合その保険に日本の
使用積み核燃料を流用しているハズです。
ですから、なかなか脱原発が出来ない背景がここにあるとも
言えます。
日本は放射性物質まみれです。何処も彼処も汚染され、危険
な放射性物質で溢れています。その、原発ムラが創りだす流
れすらも止める事が出来ていません。
今回の事故から思った事を様々語ってみました。
原発事故や放射性物質での被曝事故も結局はアメリカの属国
であることが関係しています。なぜならアメリカの介入によ
り国民の意思が反映さる事は無いからです。
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