日々是迷走中

まったく同じ名前のブログがあるけど、gooのがあたしの。
自称永遠の八歳。
ただし他称、宇宙人。

記憶の断片

2020-12-04 12:16:42 | 思い出
最近、しょっちゅう忘れ物をして、慌てて取りに戻っている。
記憶がまだ「ある」うちに、何か残しておこうかな、くらいの、ばやらっとした思いつきで記しておく。

自身の一番古いだろう記憶は、薄暗くて暖かい場所のこと。

次々と、動いていた。
あっちにこっちに、変わっていた。
集まってふくらんで増えて、そんな感じ。
たくさんの「思い」が、つながってひとつになった、ように思う。

伸びたり縮んだり、だったのかな。
あんまり考えてなかった、気がする。強いて言えば、「発する」みたいな?

次の記憶は、ぽやぽやしてた。ここいらで、けっこう「覚えている」みたいな感じになっていった。
ゆる~、っと、変わった。いつのまにか、みたいな。
周囲からいろんな揺らぎがあった。響いてきた。いろんなもの。
大人になって思い出すに、電車のような規則的な揺れ、それから、(今思えば)声。
区別がついた。好きな音、いやな音が、あった。
周りに、呼びかけていた。解ってくれる人もいたと思う。伝わったナニカがあったが、それは忘れてしまった。
やわらかくて、ぽかぽかした。
時々、ぞわぞわしたり、した。
ずっと後から、亡姉が、「わかってたよ」って、言った。女の子だ、って。呼んでいる、って。
親に申告したらしかったが、子供のたわごと、と、スルーされたらしかった。

そして、なんか、えっらく苦しかった。
ぎゅうぎゅうで、ぐりぐりで、今でも時々夢に見たりするのだ。
狭くてねじ曲がって、破裂した。

次の記憶は、木漏れ日とお湯の表面にできるさざ波。
ちゃぷん、という、音。
言葉を操れるようになって、周囲の大人に尋ねたら、それは、あたしの産湯の記憶らしかった。
尋ねた時点で、もうずいぶん前に壊されてしまった、黒田町の住宅の、広い長い廊下。
そこで、庭の木々の木漏れ日の下、大きな木製の盥で、毎日お湯を沸かして、洗ってもらっていた、らしい。
思い出せ、と言われても、ほかの記憶は皆無で、ごめんなさい、である。

あとの記憶は、普通にふつうだ。
誰かに聞いたことがある。
保育園に行く前には、誰か数人が同じことを言ったのだったが。
少しすると、みんな、「なに?それ」と、知らん顔をした。
なので、あたしは、何だろう?とず~~~~~っと考えていたもので、今になっても覚えているのだろう。

誰か、同じ記憶がある人、居ませんか??

思い違いなのだろうか、奇妙な夢だったのだろうか。
よく分からないのだが、忘れるかもしれない。


何か、まずかったら、言ってね。記事、下げるから。うん。
ほら、「気持ち悪い」とか、言った人もあるんで・・・^^;;


追記です。
おかっぱさんが、「胎内記憶」だ、と教えてくださいました。
ありがとうございます^^

しかし。
三回くらいしか会ったことがなく、顔もほとんど覚えていない、生みの親の記憶が、そういう風に残ってたなんて。
人間って、・・・・なんというか、その。。。面白い、ですね。
あたしは、育ての親を「親だ」と思って生きてきました。
母は、ひとり、なのだ、と。
でも、もし母が、あたしがそういう記憶を持っていたと知ったら、悲しむかも、ですね。。。。
けっこうな親不孝者ですな。なんともはや。









24 コメント

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Unknown (おかっぱ)
2020-12-04 18:06:33
こんばんは。
それは、胎内記憶ですね。
幼い我が子から、胎内記憶を聞けた、
お母さんもおられるようですね。
たぶん、思い違いではないと思います。
素晴らしい体験の記憶だと思います。
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おかっぱさん、こんばんは^^ (otikomi)
2020-12-04 23:34:53
コメント、ありがとうございます。
胎内記憶?生まれる以前、ということでしょうか。
生まれてから、とばかり思っていました^^;;
ほかにも、確かに居たんですよ、小さかった頃に、誰だったか忘れましたけど
何人か、同じことを言っていた人が居ました。
少ししたら、誰もが「知らない」とか、「うっそ~!」とか言ってました。
え?あんなに「うん、そうだよね」って言ったのに、忘れたの??って、なんか、悲しかったです。
何回も何回も思い出しては、何でだろう、と思いました。でも、もう誰にも言えませんでした。
悲しかったり寂しいときは、すみっこや狭い場所に、潜りたくなりました。
そういう場所は、安心できるところでした。もしかしたら、そういう場所が好きだから記憶を改ざんしたのかしら、と、疑ったりも、しました。
教えてくださって、ありがとうございます。
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俺は (和田ヶゐ)
2020-12-05 00:45:19
20代以下の記憶はほぼありませんよ(@_@)

だから、覚えてるのがすごいですね
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和田けゐさん、こんばんは^^ (otikomi)
2020-12-05 04:05:52
20代以下の記憶が、ほぼない。。。
幸せだったのだと、思いますよ^^
良かったですね^^♪

あたしの記憶は、なにせ、鬼ですから^^;;
あんまり便利な物ではありませんよ。
何十年でも、時系列に覚えてます。
たまに、つらいです。
忘れるというのは、ありがたいことなのだと思いますよ^^
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すごい (和田ヶゐ)
2020-12-05 23:14:41
俺なんか先週の記憶すら曖昧ですよ(@_@)

てか、興味すらない
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和田けゐさん、こんばんは^^ (otikomi)
2020-12-06 00:27:17
うさぎさんが、早く寝なさい、って言ってたよ~~^^;;

記憶は何のためにあるのか?と考えると、ですね。
危険回避のため、ではないかな、と。
生きていくために、これは危険だ、これは毒だ、みたいなこと、覚えていかないと、先が無い。
そのための「記憶」なんでは?と。
あたしは、記憶の選別ができないんですよ。
なので、どれが危険で何が危ないのか、が、わからない。
だから、何度も同じ失敗をするし、懲りない。
ADHDの、ひとつの特技(?)ですね。ありがたくない技術、です。
すごくもなんともない。悲しいことなのです。
小さい頃は、一度目にしただけで、あるいは耳にしただけで覚える、すごい、と言われましたが。
思いっきり、不出来です、人間として、というか、生き物として。
興味あるなしにかかわらず、なので、引き出しにしまうように隠してあるんですけど。
ナニカのキーワードで、鮮明によみがえる。いらないことまで、全部。
目で見るものって、選別されてますよね?写真で見たら、あら、こんなものまで映り込んでたわ、ってこと、ありませんか?
記憶の中で、そういうことが続くのは、ある種の拷問です。普通は、そんなの「要らない」んですよね。
はい、「すごい」ありがたくない機能、です^^;;
気づかなかったら幸せなのに、ってこと、多いですよ、人生。

当たり前か^^;;
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少しだけ分かりますよ (和田ヶゐ)
2020-12-06 00:47:15
俺なんかすぐにこのパターンかって飽きちゃうタイプですから(@_@)

でも、そのくせ、同じ漫画を何度も読んでも飽きない性質もありますね。全部覚えていても、また忘れた感じで読んでます

記憶に関しての認識は、まあ、大体同じですが俺は基本的に、勘っていうのが危機管理能力だと思ってます

もちろん、俺の場合はほとんど覚えてないし、思い出すのもめんどくさいので(というか悩んでも間違えるので)・・・

勘を信じます

根拠は、勘は昔の成功でも失敗でもどっちもでもいいけどそれを無意識に脳に刻み込んでいる記憶で

こんな時はこっちだったみたいなことを無意識に選んでいると思っているから

それに、俺も忘れっぽいといえど一応覚えることはできるので・・・

ただ、例えばこれが正解だって覚えていても、やってみたことのないことをしたいんですよね(@_@)

正解が、100点かどうかなんかわからないじゃないですか

例えば車を使おうが飛行機でも歩きでも、目的地には着くことができる

もちろん、現実はそんなめんどくさいことがあれば歩きは選ばないけど、車だったらこの道を行ってみようとか・・・

同じ答えを出したくないから、無意識にすぐに忘れているのかもしれません

って、長い!!!!!長いけどもう一言

オチコミさんのそれを特技というか地獄というかはわかりませんが、それでも何かに、役立つといいですねとは願ってます

それが危機管理能力なのか・・・あるいは、ほかの何かに使えるのかは知りませんが・・・

少なくとも、俺は一応、それがプラスになることは祈ってます(基本何もできませんので)
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 (和田ヶゐ)
2020-12-06 00:48:11
ちなみに早く寝ようとしてますよ!!最近は!!!(@_@)

眠いので!!!!!今も眠いです!!!
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ありがとう!!(TT) (otikomi)
2020-12-06 00:56:53
何度も読み返してたら、なんか、ぽかぽかしてきました。
そう思うこと。大事なんだな、って。
何かの、誰かの、役に立てたら、いいですね^^
プラスの面、考えてみます^^♪
・・・といっても、ほぼ猫の世話くらい、しか、できてない自分ですが。
すごく、すっごく、嬉しいです。ありがとう!!

あ、眠いのに、なのですね^^;;
すみません、でも、感謝!!
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いや (和田ヶゐ)
2020-12-06 01:20:05
今日はそんなに眠くないです(@_@)

普段はですよ

まあ、俺の一つの考え方で、もちろん、ほかにも色んな考えがあると思いますが・・・

喜んでもらえれば幸いです
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